今回からは手作りおせち料理に挑戦!というひとに必見の情報です。
それは、日持ちを考えたおせちの手作りする順番。
おせちは1日で全部作れるわけではないので、作る順番を間違えると、元旦に「せっかく作ったのにダメになってた…!」というようなヒサンな状態になりかねません。
そこで、安全に楽しくお正月を迎えるためにも、おせちを作る順番と日持ちさせる保存方法をマスターしておくことをオススメします。
目次
手作りおせちは日持ちするものから作る!その順番は?
手作りおせちの日持ちを考えて作る順番はズバリこちらです!
★田作り(佃煮)
★酢の物系
★煮物系
★焼き物系
この順番で作っていきましょう。
具体的な順番は以下を参考にしてくださいね。
おせち作りの初日
田作り(佃煮)を作る
黒豆をもどす
2日目
黒豆を煮る
紅白なますや酢レンコンなどの酢の物系を作る
数の子の塩抜きをする
3日目
黒豆を返す
数の子を煮汁につけこむ
昆布をもどす
4日目
昆布巻きを作る
伊達巻きを作る
栗きんとんを作る
5日目
筑前煮やエビ煮などの煮物系を作る
ぶりの焼き物を作る
市松かまぼこを切る
作り方や材料にもよりますが、田作りは冷蔵庫で約1週間から10日くらいは持ちます。
紅白なますや酢レンコンなどの酢の物系は冷蔵庫で約1週間。
煮物系は冷蔵庫で約3~4日。
焼き物は冷蔵庫で約2~3日です。
つまり、保存が効かないものを最後に回して作るのですね。
そして、合間に戻しなどが必要なものの下準備も並行させていきます。
ただし、寒い時期であることもあり常温でも2~3日は持ちますが、1日1回は火を通して温める用心は必要でしょう。
おせちを日持ちさせる保存方法は?
実はおせち料理は三が日の間持つようにと、もともと日持ちするように工夫されている料理です。
そのため、おせちの保存方法といってもちょっとした手間で大丈夫!
吸湿性と防腐性が高い砂糖を多めに使って味付けします。
作ったおせちを冷蔵保存するための密封容器(タッパー)をしっかり用意しておきましょう。
汁気があるものはしっかり汁気を取ってから保存します。
お重ごとの保存ではなく、具材ごとにフリーザーバッグやタッパーに小分けして保存します。
冷蔵庫に入れるのはしっかり冷ましてからにしましょう。
雑菌の繁殖を抑えるためにも、菜ばしを使って出し入れします。
ちなみにほとんどのおせち料理は冷凍保存が可能ですので、冷蔵庫だけではなく冷凍庫も活用しましょう。
ただし、こんにゃくや数の子は冷凍保存に向かないのでオススメしません。
冷凍保存も、フリーザーバッグに小分けしておきます。
重箱に詰める前日の早い時間に冷蔵庫に移して自然解凍させるのがオススメ。
まとめ
手作りおせちは、日持ちするものや味をなじませた方がいいものから作っていきます。
田作り(佃煮)から始めて、酢の物系、煮物系、焼き物系の順番ですね。
オススメは数日に分けて作ることと、合間にもどすことが必要な黒豆や数の子の塩抜きなどの作業を同時並行ですること。
時間がかかるものは逆算して考えておきましょう。
日持ちするために必要な保存方法は、味付けは砂糖を多めにすることと、しっかり密封容器に保存することです。
密封容器への保存は、面倒くさがらずに具材ごとに小分けするのがポイント。
また、常温の場合は1日1回は火を通して温めることです。
しかし、昔よりも家の気密性が増して部屋が暖かくなりましたから、基本的には冷蔵保存か冷凍保存がいいでしょう。
冷凍保存も小分けしてフリーザーバッグに入れます。
解凍は重箱に詰める前日の早い時間に冷蔵庫に移して自然解凍させるのがオススメです。
そして、食べきれる量だけ作るというのも重要なポイントです。
「ちょっと少ないかな」程度でちょうどいいですよ。
おせち料理は、全部作り終えるのに約5日をみておくと時間に余裕ができますね。
事前の買い物から始まって、スケジュールを作りながら進めましょう。
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