神道の祭祀に用いられる祝詞(のりと)の一つに大祓詞(おおはらえのことば)というのがあります。
大祓詞を唱えることで、どんなおまじないや縁起物よりも早く運気が上がることを効果があると実感して、実践している人も少なくありません。
祝詞は神社に行くと神主さんが独特な節回しで唱えますから、一般の慣れない人には聞いても意味がわかりませんが、祝詞は耳で聞く音の効果もあり、聞くだけで効果があるとされています。
神様も癒す祝詞が秘めているパワーや、効果などをご紹介します、
目次
大祓詞の効果はどのくらい?大祓詞の意味と一緒に解説します
祝詞には次のような効果があるとされています。
1、自分と神様を結び付けてくれる
正式な祝詞の唱え方でなくても、真心を込めて祝詞を唱えることで、神様を身近に感じて守られていることを感じます。
2、神様を癒し喜ばせる
祝詞を唱えられると神様も癒され、喜びます。そのことで神様からパワーが与えられます。
3、幸せが舞い込む
祝詞を奏上することで小さな幸せが舞い込んできます。
感謝できるような嬉しい出来事が増え、心穏やかに過ごすことができるようになります。
4、願い事が叶えられる
神様に祝詞を唱えることで、努力にふさわしい願い事を叶えてくれます。ただ願い事をしただけではだめで、努力なしの成功は与えられません。
5、穢(けがれ)を取り除いてくれる
神道では死や血・悪い行いなどを穢れといい、祝詞を唱えることで悪いものを追い払い罪や穢れを祓って「お清め」ができるとされています。
そして、同時に、良いものを引き寄せてくれる効果も期待できます。
大祓詞を唱えることで、信心深い人の心が癒される効果とか、また、信心深い人を幸せな気分にさせる力があるとされています。
大祓詞を何も見ずに唱えたい!覚え方のコツは?
心が癒されて、安らかな心になる効果がある大祓詞をただ聞くだけでなく、何も見ないで唱えられるようになりたいという人も多いです。
大祓詞の内容は長いので5分ほどかかります。
長いので覚えるのも奏上するのも大変ですが、毎日3回唱えることを続けていると覚えられるといいます。
しかし長いので、3回も奏上する時間が取れないので、区切って奏上したり、お風呂に入って奏上して覚えたという人がいます。
お風呂なら5分の奏上を3回、15分ぐらい楽に取れますよね。
とにかく繰り返すしか何も見ないで唱えられる方法はないようです。
大祓詞は、神主さんの奏上するのを聞いていると難しそうと思ってしまいますが、言い回しが普段の言葉と違うだけで慣れれば決して難しくありません。
また、祝詞初心者の人見ていただきたいサイトがあります。
上記のサイトには、幾種類もの祝詞が紹介されていますから、まずは自分の好きな祝詞から暗記してみてください。
そんなに長くありませんから、簡単に暗記できると思います。
そのサイトでは、「祝詞は神様へのご挨拶として大切なものですが、ちゃんとそこに自分の心が乗っていることが大事」など、祝詞を唱えるのに大切なことが紹介されているなど、参考になることがたくさん紹介されている貴重なサイトです。
まとめ
大祓詞他占いや各種スピリアチュルなど、科学的根拠がないとか非論的と片づけてしまう人もいますが、理屈抜きに癒される効果があります。
心が清められエネルギーを与えられる大祓詞は、難しく考えずに、好きな時に音読か黙読でもかなりの効果があるといいます。
心のよりどころがある人は強いです。
大祓詞は言霊そのものにパワーが秘められていて、難しい言葉の意味は理解できなくても、言葉の響きやその言霊の持つパワーに大きな意味があるといいます。
千年の時を越え、数え切れないほど多くの人々に唱えられてきた神様に捧げるためのありがたい言葉が祝詞です。
祝詞に関しては一般の人用のテキストやCDなども出ていますから、まずは祝詞に親しむことから始めてみてはいかがでしょうか。
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