ある日部屋でくつろいでいると、ふと目に入った壁の黒~いシミ…
え!?まさか壁紙にカビ!?なんて驚いたこと、ありませんか?せっかく気に入ったマンションに住むことができても、もしも壁紙にカビなんて生えてしまったら…
「退去時に高額な費用がかかるのではないか」
「人体への影響が心配」
「せっかくの自分の家なのに、落ち着かない」
なんて色々と心配や不安になり、果てには引っ越しまで考えてしまいそうになりますよね。
そこで今回は、賃貸マンションの壁紙にカビが生えてしまった時の対処法、カビを発生させないための対策などを紹介しますので参考にしてください!
目次
カビが生えたマンションの壁紙を張り替えずに綺麗にするには?
カビが生えてしまったマンションの壁紙を綺麗する!
その話の前にそもそも、なぜマンションの壁紙にカビは発生してしまうのでしょうか?
結論からいうと、マンションの壁紙に生えるカビの原因はほとんどが「結露によるもの」です。
そしてその結露の原因は、室外と室内の温度差、湿度によるものがほとんどです。
風通しが悪い、加湿器を使用している、日当たりが悪い、部屋干しをしている…
など、結露を発生させる原因も様々です。
カビが生えてしまった場合、壁紙を張り替えたりする以外、方法はないのでしょうか?このまま放置しておくしかない…?
実はそうではなく、意外と簡単に自分でもできる対処法があるんです!
それは、「次亜塩素酸ナトリウム」を使用する方法です!
聞きなれない名前ですが、次亜塩素酸ナトリウム(有効塩素濃度4%未満)は、実は薬局やドラッグストアなどで簡単に手に入ります。
これは、ハイターやカビキラーの主成分となっているものなんです。
壁紙のカビをとる手順は以下の通りです。
1 本剤1:水3の割合で混ぜます。
2 その液体をスプレーの容器などを使って、カビに噴霧します。
※このとき、カビの生えている周辺、できるだけ広めに噴霧してください。
3 約30分~1時間ほど放置します。
4 その後、ぞうきんなどで拭き取ってください。
5 それでもまだカビが残っている場合は、もう1度噴霧してください。
お酢やエタノールなんかよりも効果があり、おすすめですよ!
間違っても、いきなり『自分で壁紙を張り替えよう!』なんて思わないでくださいね。そもそも、壁紙だけを張り替えても原因を取り除かない限り状況は変わりませんから!
試してみるべきマンションの壁紙の防カビ対策
先ほどは、カビが生えてしまったあとの対処法をご紹介しました。
でも、「カビが生えない」のが、何よりも1番いいですよね。完全にカビを生やさないことは難しいかもしれませんが、出来る限りカビを発生させない対策をとりましょう。
次は、カビを発生させないための対策をご紹介したいと思います。
★窓を開ける、換気扇を回すなど、できるだけ部屋の換気をする
★窓などにできた結露は拭き取る
★加湿器の使用は最小限に
★家具、家電は壁との間に隙間を作る(風の通り道を作る)
★部屋干しをしない、する場合はできるだけ短時間で乾かせる。
★浴槽に水を張ったままドアを開け放しにしない
★除湿剤を置く
★除湿器を利用する …etc
以上のように、とにかく湿気をためずに逃がすことが大切なんです。カビの対策=結露の対策=湿気除去 すべてイコールです!
上記のような点に気を付けてこまめに換気などをすれば、カビの発生を抑えることができます。特に日当たりの悪い北側の部屋などは注意してくださいね。
壁紙だけでなく、押し入れや浴室なども原因は同じなので、同時に注意するとより良いのではないでしょうか。
まとめ
カビは放置してしまうと、人体に悪影響を及ぼします。感染症や中毒症、アレルギーなど、最悪の場合、命の危険に陥る可能性も。
日本は高温多湿な気候で、湿気がたまりやすい傾向にあります。できるだけ普段から、換気や除湿など結露への対策を心がけ、カビを未然に防ぎ、自分や家族が少しでも快適に過ごせるようにしましょう。
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