みなさんはステンレスの掃除には何を使っていますか?
ステンレスの掃除には重曹がいいとよく言われていますが、ステンレス素材の換気扇や浴槽にもいいのでしょうか?
ステンレスはよく見てみると細い線のようなものが入っていることがありますよね?
これはヘアラインと言いますが、掃除の仕方を間違ってしまうと傷をつけてしまって、光沢がなくなってしまいます。
そこでステンレスの換気扇とステンレスの浴槽の掃除を重曹でしても大丈夫なのかご説明しますので参考にしてくださいね^^
目次
誰でもできる!ステンレスの換気扇を重曹でピカピカに掃除する方法とコツ!

ステンレスを重曹で掃除
ステンレスの換気扇の掃除に重曹がよく使われていることは知っていますか??
重曹の性質は弱アルカリ性で、これは油やタンパク質といった脂肪酸をよく落としてくれます。
ただし、アルカリ性が強すぎた場合、よく汚れは落ちてくれるのですが、変色する危険があるので扱うときには気をつけてください。
しかし、弱アルカリ性の場合は安全に汚れを落とすことができるため、油汚れには弱アルカリ性のものを使うようにしましょう。
弱アルカリ性である重曹やセスキ炭酸ソーダは安全に使用することができますが、皮膚の角質が溶けるため手荒れになってしまいます。
手荒れが心配ならゴム手袋の使用をおすすめします。
気をつけなければいけないことは、重曹を使って掃除をするのに鉄やステンレスは問題ありませんが、それ以外のアルミ製の場合は塗装が溶けることもあるため注意してください。
重曹を使った掃除の方法ですが、まず重曹を水で溶いてペースト状にします。
ペースト状にした重曹は塗りつけて、しばらく時間を置いてから布で拭って水洗いをしてください。
ただ、油汚れがひどいと重曹でも落とせないことがあるので定期的に掃除をするようにしましょう。
重曹で落ないほどの汚れならセスキ炭酸ソーダを使用してみてください。水と混ぜてスプレー容器へ入れて、吹きつけてから水洗いします。
楽に換気扇掃除をするなら、最初に拭き取れる油を布やキッチンペーパーなどで拭き取ってから掃除をしたほうがいいです。
ホコリと油が混ざって固まっていた場合は、そのまま洗剤につけても汚れは落ちません。そのため、汚れを大体取り除いてから洗剤で洗うようにしましょう。
ステンレス浴槽の掃除もやっぱり重曹がいいの?

ステンレス浴槽の掃除も重曹?
お風呂の浴槽の汚れは水道水に含まれているミネラル分が固まったものです。
しかも、石鹸やぬめりといった汚れもプラスされています。
ミネラル分の性質はアルカリ性のため、それを落とせる性質は酸性です。ですので酸性のお風呂用洗剤や重曹を掃除に使っても、ステンレスの浴槽には効果がないというわけですね。
何故ならアルカリ性のため、同じ成分の物同士では効果はありません。使用するなら酸性の洗剤やクエン酸、酢を使いましょう。
ほかにステンレスの浴槽の掃除にオススメのアイテムはメラミンのスポンジです。これは洗剤を必要としませんので経済的にもおすすめです。
目立った水垢もメラミンスポンジでこするだけできれいに掃除ができます。そのため、洗剤を使った掃除は週に2~3回ほどで大丈夫なんです。
汚れが落ちないからといって、ステンレスの浴槽に漂白剤は絶対に使わないように注意してください。
漂白剤はサビの原因になることがあるからです。
まとめ
ステンレスの換気扇に重曹での掃除はおすすめですが、浴槽にはNGでしたね。換気扇の場合は重曹を使っただけで油汚れやホコリがきれいに取れます。
しかし、浴槽に重曹は汚れとの性質が同じなため効果がありません。さらに、漂白剤を使うとサビの原因になりますし、使っていいものと使ってはいけないものを調べてから使用するようにしましょう。
せっかくのきれいな状態のステンレスを傷つけてしまわないように、正しい方法で掃除をしてくださいね。
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