てんかんとは人の症状だと思われている方が多いかと思います。
実は犬にもてんかんは起こりうる症状なんです・・
愛犬がもしてんかんになったらどうしてあげればよいか分かりませんよね。
今回は犬のてんかんとはどんなものか?
てんかんで徘徊してしまった時の対処方法などについても触れていきたいと思います。
てんかんはいつ症状がでてくるかが予測できないことが多いです。愛犬を落ち着いて守ってあげられるように最低限の知識を身に着けておいてくださいね!
目次
犬はてんかん発作で徘徊する?!徘徊は焦点発作の症状なの?
まずは「てんかん」がどのようなものかといいますと、簡単にお伝えすると全身がけいれんを起こす病気です。
人間も含めて、色んな種類の動物が発症しますが、その中でも犬の発症率はわりと高いといわれています。
普段は普通に生活しているにも関わらず突然脳に異常が起こります。その結果、全身がけいれんするなどの症状が突然でます。
犬の中でもある特定の種類(ダックスフンドやプードルなど)での発症が多く、子犬や老犬に多い傾向にあるようです。
ではてんかんになるとどんな行動にでるかといいますと、体の一部をピーンと突っ張っていたりよだれを異常に垂らしていたりという行動をします。
会話のできない愛犬の異常行動は飼い主さんがいち早く気付いてあげることが大事ですね。
その中でも一番異変に気付きやすい行動は
「犬の徘徊」です。
元々、動物は色んなところを動き回るものですが、徘徊になると明らかにいつもと動き方が違うようです。
これは脳に障害を受けていることから自分でもなにをしているか分からない状態にあるからです。先ほどもお伝えした通り動物の動きというのは他人が見てもそれがいつも通りなのか異常なのかわかりづらいです。
いつもそばにいる飼い主さんが異変に気付いてあげるしかありませんのでが、普段からの触れ合いが大事ですね。
犬の徘徊を止めるには?てんかん治療と発作時の対処法
てんかんによる犬の徘徊を止めるにはどうしたらよいのか?
それは、てんかんの治療をするしかないようです。
それでは、てんかんの治療と発作が起きたときの対処法についてお伝えします。まず第一に、愛犬に異変が起きても飼い主さんが慌てないことが大事です。
どういった行動をとったときにてんかんの可能性があるか?
これは先ほどお伝えしましたが事前に動きが分かっていれば慌てることがありませんね!てんかんの中にも軽度~重度までがあります。
軽度なものでしたら症状がでても数分で回復して何事もなかったようにケロッとしています。この程度なら何もする必要はありません。
重度になってくるとてんかん症状が数十分続いたり、数分のてんかんが一日に何度も起きたりします。こうなったときは注意が必要です。
早急に動物病院まで連れていきましょう。飼い主の準備としては、動物病院の情報を事前に把握しておくことです。
「一番近い病院はどこか?」
「休診日でも対応してくれるのか?」
特に押さえておきたい情報は「早朝や深夜の時間外対応可能か?」という点です。理由は、犬のてんかん症状が起きやすい時間帯が眠っている早朝や深夜の確立が高いからです。
治療方法に関しては、まずてんかんの原因になった病気などがなかったか検査が必要になります。原因が分からないてんかんになると薬での治療となります。
主に抗てんかい薬というものを飲むことが多いですが、副作用がでる場合もありますのでお医者さんと相談しながら決めていきましょう。
てんかんは原因不明で発症することが多く、その明確な治療方法が解明されていませんので、一度でも発症した場合はお医者さんでの定期健診を受けることをおすすめします。
まとめ
てんかんとうまく付き合っていくためには飼い主さんの協力が必要不可欠だと思います。
少し辛いかもしれませんが愛犬の写真や動画を撮るときにはかわいい場面だけではなく辛そうなところも撮影してあげてください。
普段との違いにいち早く気付いてあげることができればお医者さんにも伝えやすいですし
何より家族が一番気付いてあげることができます。
完治が難しい病気ですので、うまく付き合っていける環境を作ってあげてください。
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