年齢を重ねた世代を、一般的に「シニア」「シルバー」と呼びますよね。
では、シニアとシルバーは、どのように違いがあるのでしょうか?
又、「シニア料金」というものがありますが、これが適用されるのは何歳からなのでしょうか。
ここでは、意外と知らない「シニア」「シルバー」の違いや豆知識をまとめました。
目次
シニアとは何歳から何歳までをいうの? シルバーとの違いは年齢だけ?
ではまず、シニアとは何歳から何歳までをいうのかということについてお話していきます。
実は、シニアが何歳から何歳までなのかという点については、明確な決まりがないのが現状です。
法律などにも、「〇歳からシニアです」という明記は全くないのです。
ただ、世の中の暗黙のルールで「60~65歳以上はシニア」というニシン式になっていったようですね。
ちなみに、シニアを「高齢者」と定義づける場合、国際的な基準がありました。WHO(世界保健機構)では、65歳以上の世代を高齢者と定義づけています。
一方、国際連合では、60歳以上の世代を高齢者と定義づけています。これは、医療や福祉の関係で、そのような定義づけがされていると言われています。
では、シニアとシルバーとの違いは、具体的にどのようなものなのでしょうか。
シニアという言葉には、「高齢者」という意味の他、「年長者」という意味もあります。そのため、必ずしも「シニア=高齢者」とは解釈できないのです。
それでもやはりシニアとは何歳から何歳までという定義はありません。
場合によっては、50代くらいであっても、「年長者」という意味から、「シニア」という扱いを受けることもあります。
一方、「シルバー」は「高齢者」という意味なので、そこがシニアとの大きな違いです。
そのため、シルバーは、「60代以上の世代全般を指す」と解釈できます。シニアのように、50代くらいの人がシルバーのカテゴリーに入ることはありません。
シニア料金が適用されるのは何歳から? 映画をお得に楽しめるかも?!
今、「シニア料金」を適用している施設が増え、シニア世代は少しお得ですよね。では、シニア料金は、何歳から適用されるのが一般的なのでしょうか。
実は、シニア料金の基準については、施設ごとに違うというのが現状です。そのため、シニア料金を60歳以上に設定している施設と、65歳以上に設定している施設があります。
なので、シニア料金が何歳からなのかに関しては、その施設に行く前に、事前に確認する必要がありますね。
特に、行楽地などのレジャー施設に関しては、基準がバラバラであることが多いようです。ただ、いずれにしても、60代を下回る年代が、シニア料金適用の対象になる事はありません。
又、70代以上であれば、シニア料金制度を設けている施設であれば、どこでもお得な料金で楽しめます。
さて、代表的なシニア料金制度と言えば、映画館のシニア割引ですね。映画館の場合は、60歳以上をシニア料金にしていることがほとんどであるようです。
シニア料金の場合、1,100円程度で映画を楽しめるので、とてもお得ですね。
ただ、これは大手のシネマコンプレックスなどのシニア料金制度です。ミニシアターなど、胆管系の映画館では、シニア料金の基準が違う場合があります。
例えば、「55歳以上はシニア料金」としている映画館も、少なからず存在します。
なので、映画を見に行く前に、その映画館のHPを事前に確認しておいてください。又、シニア料金で映画を見るにあたっては、年齢を証明するものを持参する必要があります。
免許証や保険証、マイナンバーカードなどを忘れずに持って行ってくださいね。
まとめ
シニアという言葉には、「何歳から何歳まで」という明確な定義がありません。世界基準を見てみても、「60歳以上」「65歳以上」と、定義にバラつきがあります。
シニアという言葉は、「高齢者」に加えて、「年長者」という意味を持っています。そのため、必ずしも60代以上の高齢者を指す言葉ではないと言えます。
一方、「シルバー」という言葉は、高齢者全般を指す言葉です。シニア料金制度が何歳から適用されるかは、その施設によって違います。
なので、行く前に必ず確認し、行く時は年齢証明ができるものを1つ持参しましょう。
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