うつ病は誰しもがなりうる病気なのに、未だ「甘え」「怠け」と言われてしまう病気です。
そんな病気となんとか戦い、職場に復帰をなさるということは、本当に素晴らしい事だと思います。
しかし職場復帰ということは、まずは職場への挨拶が待っています。
あなたは決して悪くないのです。しかし、長い休みを経てからの職場復帰は気まずいものですよね。
まずは挨拶をしっかりと行い、職場の雰囲気を明るく持って行けるようにしていきましょう!
今回は気まずい職場復帰に関しての挨拶例や復帰する時に気をつけたい点など、職場復帰にあたって知っておきたいことをまとめました。
目次
休職から復帰!気まずい空気を変える職場への挨拶例
最初の難関である、職場への挨拶についてです。
とても緊張すると思いますが、あらかじめ挨拶を考えていけば安心できると思います!
復帰の挨拶で盛り込みたい内容としては、
●長い休みを頂いていたことに関する感謝や謝罪
●仕事を引き継いだり手伝ってくれていた同僚や上司への感謝
●体や心の調子
●職場復帰への抱負や意気込み
などがあると思います。
そこで、いくつか挨拶の例をあげていきます。
そのまま使ってもいいですし、自分なりにアレンジしてもいいので、是非活用してみてくださいね。
休職から職場復帰挨拶例1
「今日から復帰させていただきます。長い間お休みをいただき申し訳ございませんでした。
お休みを頂いていた分精一杯頑張らせていただきますので、よろしくお願いいたします」
休職から職場復帰挨拶例2
「病気で長い間休みを頂いておりましたが、今日からまた頑張らせていただきます。
休ませていただいていた間、ご迷惑をおかけして申し訳ございませんでした。
心機一転頑張らせていただきますので、どうぞよろしくお願いいたします」
休職から職場復帰挨拶例3
「事情により長い間お休みを頂いておりました。長い間お休みをいただけたことに、深く感謝しております。
まだ本調子とはいかない部分もあるかもしれませんが、いち早く以前のように戻れるよう頑張りますので、よろしくお願いいたします」
難しいとは思いますが、挨拶する時には笑顔を心がけ、明るい声でするようにしましょう。
休職から復帰しても退職するケース…その要因とは?
大変な思いをして職場復帰をしても、体や心が追いつかず止む無く退職というケースが、多々あるのは事実です。
その要因としては心や身体がまだ本調子ではないのに、無理をさせてしまったことが考えられます。
辛い時は早めに上司や同僚に相談をし、時短勤務をしたり仕事量を減らしてもらうなどの対処が必要です。
しかし、そういった措置をとってもらうと、もしかしたら「甘え」や「怠け」と言ってくる人がいるかもしれません。
もしそんな人がいても気にしないでください。
わざわざ聞こえるように言ってくるその人こそが、仕事をロクにしないで陰口を言っている「怠け」心があり、あなたが何も言わないだろうという「甘え」があるのです。
陰口が耐えられないのであれば、配置転換や移動などを申し出るなどして、その人と出来るだけ離れるようにするのがいいでしょう。
休職から復帰するときに気をつけること
では最後に、休職から復帰するときに気をつけたいことについてまとめました。
自分を責めない
久しぶりに仕事をして、思う通りに仕事ができないことも沢山あったと思います。
しかし長い間お休みしていたのですから、仕事ができないのは誰でも当たり前のことです。あなたが劣っている訳ではありません。気に病まないように自分のペースで頑張りましょう。
頼れる人をつくる
心や身体が辛いとき、頼れる人を作りましょう。
いざという時に助けてくれる人がいる、その思いがあると安心して仕事ができるはずです。
ストレスの発散法を身につけておく
仕事はストレスが溜まるものです。
またぶり返して辛い思いをしないために、自分にあったストレス発散法を身につけておくといいでしょう。
ちなみに筆者は、心の叫びや思ったことを書きなぐる事をオススメしています。
書いているうちに自分の心の整理がつきますし、書き終わった紙はくしゃくしゃにして捨ててしまいましょう。
休職から職場復帰するときのまとめ
復職するにあたっての挨拶は、長い間休みを取っていたことの謝罪や、同僚への感謝の気持ちを伝えるようにすると上手くいきます。
長いお休みから職場への復帰をすることは、本当に大変な決断だったと思います。
心と体を第一に考え、復帰した職場で末永く働けることをお祈りしています。
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