鉄鍋は「穴があくまで使える一生モノ」とよく聞きますね。
たしかに、テフロンコーティングがされているフライパンなどと比べると、壊れない限り使えると言えます。
しかし、そんな鉄の大敵がサビ!
久しぶりに使おうとして取り出したらサビが目立っている!とショックなあなたにチェックしてもらいたい情報ですよ。
簡単な方法で鉄鍋のサビを落とし、ちょっとしたお手入れ方法を身につけましょう。
目次
鉄鍋のサビ落としにはコレ!簡単に落とせる方法
ここでは一番手軽にできる鉄鍋の簡単サビ落としの方法をご紹介します。
用意するものはなんと水とお酢だけですよ。
まずは鉄鍋に水とお酢を入れてグツグツと煮たてましょう。するとだんだんお酢のチカラでサビが落ちてきます。
サビがすっかり落ちたらよくすすぎましょう。最後に空焚きして水分をしっかり飛ばします。
お酢は弱酸性で、酸の成分が鉄を溶かす性質があります。
軽度のサビで鍋の中部分ならこれで十分ですよ。
一方鍋の底や、外側、かなりしっかりついたサビの場合は「こする」作業がさらに必要になります。
《用意するもの》
たわし・クリームクレンザー・粉クレンザー・サンドペーパー
まず最初はたわしでサビをこすります。次にクリームクレンザーを追加してこすりましょう。
ここまでで落ちればいいのですが、ガンコなサビで落ちない場合はさらに粉タイプのクレンザーを加えます。サンドペーパーは仕上げ用なので、ゴシゴシこする必要はありません。
粗目のタイプ(100~150番台)で、磨く感じです。
ここまで出来たらあとは水とお酢を使う落とし方を最後に追加して終了ですね。
ポイントは力いっぱいゴシゴシこすらないこと。そして、こする順番を守ること。
なるべく粒子が細かくて優しく磨けるのがいいので、クレンザーもクリームタイプから使います。
こするとどうしてもキズが付きますから、ひどくなる前にサビは発見したいですね。
鉄鍋のサビを日々のお手入れで付き難くする方法
鉄鍋にサビは付かないに越したことはないですよね。そのためには日々のお手入れ方法が重要になります。
まず使ったあとは、鍋が高温のうちに洗剤を使わずに洗います。次に弱火で空焚きして水分を飛ばして乾燥させましょう。
最後にサラダ油などをうすく塗ってなじませると、保護粘膜ができてサビが付き難くなります。
また、保管場所も大事なポイントです!
湿気の少ない場所で保管するようにして、しばらく使わない場合は新聞紙にくるんでから保管しましょう。
また、調理したものを長く鍋の中に入れっぱなしにするのも良くありません。
調理できたらなるべくすぐに鍋から取り出しましょう。
まとめ
鉄鍋は一生モノ。
高温に強く、使えば使うほど油がなじんで食材がくっつきにくくなる便利なアイテムですね。
せっかくの鉄鍋にサビが付いてしまったなら、早めに落としましょう。簡単なのは水とお酢を鍋に入れて煮立てる方法です。
弱酸性であるお酢のパワーが、サビを落としてくれるので、よくすすいだあとは空焚きして水分を飛ばすこと。忘れずにサラダ油などをうすく塗ってなじませましょう。
もう一つの方法はこすり取るやり方です。
最初はたわし、次はクリームクレンザーを追加してこすります。ここまでで落ちない場合は、さらに粉タイプのクレンザーを投入してこすりましょう。
仕上げに粗目のサンドペーパーでかるく磨いたら、水とお酢を入れる方法で完了です。鉄鍋にサビが付き難くなるお手入れ方法は、水分の撃退と油を使った保護粘膜です。
普段から使い終わったら、すぐに洗剤を使わずに洗ってしまいましょう。空焚きして水分を飛ばしたら、サラダ油などをうすく塗ってなじませます。
保管場所は湿気の少ない場所で、しばらく使わないなら新聞紙につつんでおくこと。
鉄製品は手をかけて「マイ・鉄鍋」にしていく楽しさがあります。
サビつくのは悲しいので、簡単なお手入れで大事に使いたいですね。
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