最近、おいしいパン屋さんが増えてきて、つい一斤買いしてしまった!なんて、結構ありませんか?
買ったはいいけど、そんなにたくさん食べれない!なんてことも。
でも、パンってそもそも日持ちするものなのでしょうか?
今回はそんなパンの消費期限などを調べてみました。
目次
パンの常温保存は季節によって異なる!?冬と夏の場合
パンというのは、実は結構な量の水分が含まれています。
ですので、カビが生えやすく、比較的腐りやすい食品です。
市販のパンであれば、保存料が含まれているので、常温で保存して3~4日が消費期限でしょう。
ちなみに常温とは、定義されている目安はありませんが、食品メーカーでは15度~25度を基準にしているところが多いようです。
夏場であれば、気温がどうしても高くなるため、更にカビが生えやすくなってしまうので、常温であれば1~2日で食べてしまうのが良いでしょう。
冬場は、いくら寒いとはいえ、家の中は暖房が効いていて室温が高い状態です。やはり常温でも3~4日が限度です。
では、パンを日持ちさせたいときには、どうしたらいいのでしょうか?
パンを長く保存したいというのであれば、冷凍保存がおススメです。
冷蔵庫に入れてしまうと、パンに含まれている水分が蒸発してしまい、パンがだんだんと硬くなって、味も食感も落ちてしまいます。
冷凍保存すれば、パンの中に含まれている水分がそのまま凍ってしまうので、水分の蒸発を防ぐことが出来、美味しく食べることが出来ます。
冷凍保存するときは、1枚づつ個別に保存用袋にいれて冷凍しましょう。
冷凍保存した食パンを食べるときは、解凍しなくても、そのままトースターなどで温めれば食べられます。
もちろん、自然解凍してから、トースターで焼いて食べても美味しく食べられますよ。
ちなみに、一度カビが生えてしまったパンは、食べないようにしましょう。カビは、目に見える所だけではなく、胞子が中で広がっていることがあるからです。
そして、パンのカビは、トーストしたぐらいでは、毒素も菌も死滅しません。
カビが生えていたら、もったいないかもしれませんが、そのまま捨ててしまいましょう。
もちもちの食感で人気のベーグル!常温で保存した場合の日持ちは!?
ベーグルは、あの独特のもちもち感で人気のパンですが、常温保存は出来るのでしょうか?
ベーグル自体、食パンなどに比べると、水分量は比較的少ないほうですが、やはりあまり日持ちはしないようです。
常温保存だと、2~3日が消費期限です。
冷蔵保存は、やはり水分が蒸発してしまうので、せっかくのもちもち食感が無くなり、おススメできません。
ベーグルも、食パンと同様、冷凍保存がおススメです。冷凍保存であれば、1カ月くらいは日持ちさせることが出来ます。
このとき、1つづつに分けて冷凍しましょう。まとめて保存用袋に入れてしまうと、ベーグル同士がくっついてしまい、後で取り出すときに大変ですので、個別に冷凍保存してください。
冷凍保存したベーグルを美味しく食べるには、自然解凍をしたあとで電子レンジやトースターで温めてください。
もちもちとした食感を楽しみたい方は、電子レンジがおススメです。
その時は霧吹きなどで、飛んで行った水分を補ってから、電子レンジで温めてください。
そうすることで、あのベーグル特有のもちもち感が復活しますよ。
また、カリッとした食感を味わいたい方は、電子レンジで温めた後、オーブンで焼くのがおススメです。
この時も同じく、霧吹きなどで水分を補ってあげましょう。
パンの常温の日持ちまとめ
今回は、パンの保存についてまとめてみました。
意外に日持ちしないパンですが、冷凍保存を使って、長く・美味しく食べることが出来ます。
パンのまとめ買いなどをした時など、是非参考にしてみてくださいね。
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