ローストビーフは素材の貫禄で、料理が少々下手な人でもそれなりに美味しく豪華なメニューとなるのでいいですね。
しかし、ローストビーフは失敗も紙一重で火加減を間違えると高価なビーフも硬くてパサパサになり、残念なものになってしまいます。
火が通りすぎて失敗したローストビーフはもったいなくて捨てる気になれず、そうかといってそのまま食べる気になれません・・・
でも安心してください!
たとえ失敗したローストビーフでも、柔らかくしたりリメイクの仕方で美味しく食べることができますから、その方法を伝授しますね^^
目次
ローストビーフ火が通りすぎて硬い?失敗したローストビーフの利用法
ローストビーフは火が通りすぎるとかたくなりますから、焼き過ぎは禁物です。
焼き過ぎて硬くなったローストビーフは食べても顎が疲れるだけでなく美味しくないですよね。
そこでおすすめは、時間をかけてコトコト煮るか、あるいは圧力なべで煮てお肉を柔らかくすることです。
お肉が柔らかくなったらシチューなどにすると美味しいビーフシチューができます。
また、チャーシューのように刻んでピラフにしてもいいですね。細かく刻めば顎が疲れることもありません。
ローストビーフの調理に失敗した時!おすすめのリメイクメニュー3選
ローストビーフを失敗したときのリメイクで真っ先に思いつくのがチャーハンという人が多いですよね。
チャーハンなら簡単にできますが、おすすめしたいリメイク3選をご紹介します。
リメイク1:ローストビーフ丼
丼ぶりものにして味を調えて、ざっくり気軽に作ります。
素材の美味しさで、失敗したローストビーフでも気にならずに美味しく食べられます。
作り方
1丼ご飯の上に温めたローストビーフを盛る。
2わさび醤油や残っているローストビーフのたれなどをご飯にかける
3最後に刻みネギをローストビーフにのせて、そのうえに卵黄のせて出来上がり
リメイク2:ローストビーフサンド
玉ねぎ効果でお肉をやわらかくしてローストビーフサンドにします。
作り方
1ローストビーフはスライスして、玉ねぎはすりおろす。
2ジップロックなどに1を入れオリーブオイルを入れてもみこんで一晩冷蔵庫で寝かす
3翌日、繊維を断ち切るよう細かく切ってフライパンで軽く温める(レア感が残るようかるく)
4残っているローストビーフのたれも混ぜてサンドイッチに
リメイク3:ローストビーフ茶漬け
失敗したローストビーフだからこそできる気軽なお茶漬けで、お茶漬けなので焼き過ぎてパサパサなローストも気になりません。
作り方
1鰹節でだしをとり、残っているソースも加えてアツアツのだし汁を作る
2器に入れたご飯の真ん中にくぼみを作っておき、半熟にしておいた卵を入れる
3ローストビーフをのせてコショウや刻みネギをのせ、アツアツのだし汁をかけて出来上がり
炊飯器で作る失敗のないローストビーフ
失敗したローストビーフを上手にリメイクするのもいいのですが、できれば失敗したくないですよね。
そんなあなたにおすすめは、炊飯器の保温機能を使って作るローストビーフです。
なぜ炊飯器を使うと失敗無くおいしいローストビーフができるのか、その理由は加熱温度と肉の変化にあります。
お肉は温度の上昇にともなって、「収縮」と「色の変化」が起こります。
お肉を加熱して50~60℃前後になるとタンパク質が固まって、柔らかくぷにぷにした食感から、歯切れが良い食感に変わります。
その状態からさらに温度が上がると、お肉の繊維が収縮してお肉に含まれている水分が絞り出されます。
このときの温度が高過ぎると水分が流れ出やすく、硬くなってうま味も逃げてしまいますが、熱の伝え方を工夫することで水分が流れ出るのを抑えることができますが、炊飯器ならこの熱の伝え方が簡単にできますから失敗が少なく美味しいローストビーフができやすくなります。
メーカーにもよりますが多くの炊飯器の保温機能の温度は、だいた60~70℃でローストビーフを焼くのに適した温度なので、これを使うと火は通っているのに、水分が流れ出るのが抑えられます。
そのため、歯で楽に噛み切れるほどやわらかく、噛めば噛むほどうま味たっぷりの肉汁がしみ出す理想の仕上がりになります。
さらに良いのは、炊飯器なら加熱による縮みが最小限に抑えられるため、たこ糸で縛って型を整える手間もいりません。
また、保温機能で60~70℃を保てますから、色の変化が起こりにくく、中がきれいなバラ色に仕上がりますから、ぜひ、試してみてください。
ローストビーフを敗したときの対処法のまとめ
ローストビーフ作りに失敗したときのアレンジメニューなどを紹介してきましたが、いかがでしたか?
せっかく作ったローストビーフ作りに失敗してもすぐに捨てたりしないで、ここで紹介したローストビーフ丼やローストビーフサンド、ローストビーフ茶漬けなどにアレンジして美味しく召し上がってください。
何せ美味しいものを食べれば幸せ気分になれますから^^
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