乳幼児が使うおもちゃは、きちんと消毒したいですよね。
消毒といえばハイターというイメージですが、おもちゃをハイターで消毒するのはどうなのでしょうか。
ハイターは強い塩素系ですし、おもちゃに使うのはちょっと怖いですよね。
口に入れたり噛んだりして遊んでいる姿を見ると、尚更そう思います。
今回はハイターでおもちゃを消毒することの有無や、オススメのおもちゃの消毒方法について解説していきますね。
目次
おもちゃの消毒にハイターを使う?!水拭きしないと成分が残って危険?
ハイターは強力な消毒作用を持っている反面、以下のようなリスクがあります。
すすぎが甘いとハイターの成分が残る
金属のおもちゃだと変色、腐食の恐れがある
おもちゃに塩素の匂いが付いてしまう
特に乳幼児の頃はおもちゃを口に入れてしまうため、ハイターでの消毒は避けたほうがいいかもしれませんね。
ハイターを使うとしたらすすぎができるものはしっかりすすぎ、水拭きも徹底して成分が残らないように気をつけましょう。
赤ちゃんのものはアルコール消毒がオススメ?!赤ちゃんの体に優しい?
乳幼児のおもちゃはハイターよりも、アルコールで消毒する事をオススメします。
アルコールで消毒すると、アルコールが乾くまで置いておくだけでOKなのでとても楽です。
しっかり乾けば口に入れても問題ないので、ハイターより安心して使うことができますね。
アルコール除菌にはスプレータイプとシートタイプの2通りがありますが、好きな方を選んでいただいて大丈夫です。
スプレータイプは自宅で、シートタイプはお出かけ先でと使い分けるのもいいですよね。
ただ注意点としては、アルコールがしっかり乾かないうちにおもちゃを渡さないことです。
口に入れると危険なだけではなく、アルコール消毒の液が肌に触れると肌荒れの原因となってしまう恐れがあるのです。
さらに赤ちゃんによっては、アルコールアレルギーの子もいます。
アルコール除菌したものに触れたら肌が赤くなったり、痒みが発生するなどの症状があります。そのような場合は、ノンアルコールの除菌シートを使っておもちゃの消毒をしましょう。
ハイターよりは危険度は低いですが、アルコールも100%赤ちゃんに優しいというわけではないことを覚えておいてくださいね。
おもちゃの消毒は重曹でも大丈夫?
掃除に今や欠かせないものとなった重曹ですが、おもちゃの消毒には使えるのでしょうか?
残念ながら重曹には消毒効果はないです!
しかし、おもちゃの汚れを取ったり臭いを消すのに大変役立ちます。
重曹は消毒には使えませんが、おもちゃの清潔を保つのに使えるのです。
ここでは重曹を使った、おもちゃのお手入れ方法をご紹介しますね。
重曹で綺麗にできるおもちゃは、
プラスチック製のおもちゃ
ラバー製のおもちゃ
こちらの2種類ですね。
重曹を使ったおもちゃの手入れ方法は、とっても簡単です。
まず、洗面器やバケツなどにぬるま湯を溜めます。
その中に、大さじ3杯の重曹を混ぜて溶かして下さい。
その中におもちゃを入れて、つけ置きします。
中に水を入れられるタイプのおもちゃは、中まで重曹溶液を入れます。
押すと音が出るようなタイプの人形などは、重曹溶液の中で押して空気を抜きつつ中に入れましょう。
一晩ほどつけ置きした後浮き出てきた汚れを、古くなった歯ブラシなどでこすり落とします。
最後に綺麗に水洗いをして水を切り、天日干しをして乾かしましょう。
また、滑りや汚れが発生しやすいお風呂のおもちゃは、プラスチック製やラバー製のものがほとんどです。
お風呂で使うおもちゃは普段使うおもちゃよりも、こまめにお手入れをするように心がけたいですね。
おもちゃに消毒にハイターを使ったときの注意などのまとめ
ハイターは強力な消毒作用がありますが、口に含んだり噛んだりするおもちゃに使うのは避けた方がいいです。
そのかわり、アルコールで消毒するのがオススメです。
スプレーやシートを使った後しっかり乾かせば、口に入れても問題ありません。
また、重曹は消毒には使えませんが、おもちゃの汚れや匂いを取るのに使えます。
消毒も大事ですが、日々のお手入れに活用してはいかがでしょうか?
おもちゃは毎日使うものですから、菌や汚れが気になりますよね。
筆者にはまだ子供はいませんが、子供ができたらおもちゃをしっかり消毒して、いつでも安心して遊べる環境を作ってあげたいと思いました。
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