炊き込みご飯やピラフなどを作ると、その臭いが炊飯器にこびりついてしまうことがあります。
しかも、きれいに炊飯器を洗っても、臭いだけが取れないということもありますよね。
実は、炊飯器についたイヤな臭いは、台所にあるアイテムで取ることができるのです。
ここでは、炊飯器の臭いを取るために使えるアイテムや、臭い取りの方法をまとめました。
目次
生活の知恵!? 炊飯器の嫌な臭いを解消!? 重曹や酢で臭いを取る方法
炊飯器は、徹底的な掃除をコンスタントに行わないと、いやな臭いがついたままになってしまいます。
実は、米のでんぷんが少しでも炊飯器内に残っていると、イヤな臭いの原因になるのです。
イヤな臭いを発生させる雑菌は、でんぷんが大好物だと言われています。
そのため、炊飯器内にでんぷんが残っていると、雑菌がそれを食べて繁殖してしまうのです。
これを解消するためには、重曹を使って炊飯器を掃除することがオススメです。
まず重曹パウダー小さじ1杯分くらいを、炊飯器の内釜の中に入れてください。
それと一緒に、内釜の中にぬるま湯も入れますが、量は2~4合分くらいの量です。
そして、炊飯器の蓋をし、早炊きモードで炊き上げてください。
最近は、掃除を見越して、「お手入れモード」が付いている炊飯器もあります。
この場合は、早炊きモードではなく、お手入れモードで炊き上げましょう。
最後は内釜をきれいに水で洗い流し、完全に乾燥させたら終わりです。
一方、重曹ではなく、酢を使って、炊飯器内のイヤな臭いを解消する方法もあります。
この場合、ぬるま湯で薄めた重曹ではなく、水で薄めた酢を、炊飯器の内釜に入れます。
そして、重曹の時と同じように、早炊きモードかお手入れモードで炊き上げましょう。
重曹・酢、どちらを使っても、1回手入れをしただけで、消臭効果が期待できます。
炊き込みご飯などを作った後は、ぜひ炊飯器をこの方法で手入れしてみてください。
もちろん、この方法で定期的に炊飯器を掃除し、イヤな臭いを予防するのもいいですよ。
炊飯器の臭い取りにはレモンが効果的!? クエン酸の働きで消臭できる!?
さて、炊飯器のイヤな臭いを取るために、何と、レモンが活躍するということを知っていますか?
レモンにはクエン酸がたっぷり含まれていますが、このクエン酸の消臭効果が優れているのです。
クエン酸は酸性の物質ですが、アルカリ性のイヤな臭いがある場所では、成分が中和して臭いを消す効果が期待できるのです。炊飯器の中のイヤな臭いは、アルカリ性の臭いが強いので、クエン酸が効果的なのですね。
そしてレモンは、果物の中でも、クエン酸の含有量がダントツ多いことが特徴です。
そのため、炊飯器の中のイヤな臭いを消すことに、大きく役立つということですね。
まずは、レモンスライスを1枚、炊飯器の内釜の中に入れてください。
レモンスライスは1枚程度にとどめておき、あまりたくさん入れないようにしましょう。
レモンを入れすぎると、酸性の成分が強くなりすぎてしまい、内釜を傷めてしまうこともあります。
そして、その上から、内釜に3分の1~半分くらいの量の水を入れてください。
次に、重曹水や酢を使った時と同じく、早炊きモードかお手入れモードで炊飯します。
最後は、レモンスライスと水を捨て、炊飯器全てをきれいに水ですすいで、完全に乾燥させてください。
ちなみに、レモンを使った手入れと、重曹や酢を使った手入れを、定期的に交互に行うこともオススメです。交互に手入れを行うことで、炊飯器の中のあらゆるタイプの臭いを消す効果が期待できると言われています。
炊飯器内を常にキレイで快適な状態にしておきたい人は、ぜひ試してみてくださいね。
炊飯器の臭いのとりかたのまとめ
炊飯器の中に残ったイヤな臭いは、ぬるま湯で薄めた重曹か、水で薄めた酢で手入れしましょう。
これを1回行うだけでも、炊飯器の中の臭いがかなり解消される効果が期待できます。
又、重曹や酢の代わりに、消臭効果の高いクエン酸をたっぷり含んだレモンで手入れすることもできます。
そして、更なる効果を期待する場合は、重曹や酢を使った手入れとレモンを使った手入れを交互に行いましょう。
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