酉の市は江戸時代から伝わる関東の風物詩で、商売繁盛の神様のお祭りです。
東京にはいくつも大きな酉の市があります。
酉の市練馬もその一つで、お祭りを楽しみに集まってくる数万人の人で賑わっています。
その酉の市練馬の詳しい場所や前夜祭について。また、屋台の楽しみ方など、より酉の市練馬を楽しめる情報を詳しくご紹介します。
目次
酉の市練馬の場所と前夜祭を詳しく解説
酉の市練馬が行われる練馬大鳥神社は、東京都練馬区豊玉北にあり、西武池袋線練馬駅より歩いて3分のところにあります。
練馬駅を出るとすぐに提灯が飾られていて、お祭りの気分がかきたてられます。
練馬駅のそばのミスタードーナツの後ろ側のこじんまりした神社です。
普段は参拝する人もほとんどなく、ひっそりとしていますが、酉の市のときはものすごい人出でにぎわい、酉の市のときは神社に入るのに一方通行になるなどの入場制限がかかります。
酉の市練馬には「一の酉」「二の酉」「三の酉」があり、それぞれ練馬駅の南側一帯に露店や商店街のお店が出て、昼から混雑しますが、夕方からさらに混雑してきます。
酉の市練馬で多くの人が楽しみにしているのはなんといっても前夜祭です。
前夜祭の正式名称は「宵宮祭(よいのみやまつり)」で、酉の市の中でも重要な役割をしていて、夜に輝く街道を埋め尽くすたくさんの奉納提灯は見ものです。
さらに、前夜祭にはたくさんの屋台と、商売繁盛を願った縁起物の熊手を売る店が数多く出店して前夜祭を盛り上げて、身動きできないほどの人出でにぎわっています。
酉の市練馬の屋台を詳しく紹介!
酉の市練馬には、千川通りに毎年約80個もの奉納提灯がともされ、幻想的な雰囲気の中を歩くのが楽しみで訪れる人もたくさんいます。
夜18時を過ぎると千川通りの提灯を眺めながら「屋台メシ」を食べるのを楽しむ方も多いですよ^^
そしてなんといってもお祭りに欠かせないのが屋台です。
屋台は昼過ぎから混雑し始めますから、混雑を避けたいなら午前中に行く方がよく、屋台で売られているものでお昼を食べるのも良いですね。
屋台には腰掛が用意してあるお店が多いので、座って食べることもできるんですよ。
酉の市練馬の屋台に出されるものも豊富で、クレープやわらびもち、ジャンボ串焼き、たこ焼き、お好み焼き、カリカリチーズ、焼きまんじゅう、五平餅などなどたくさんの食べ物が売られています。
もちろん、ビールもあり腰を掛けて飲むこともできます。
ただ、境内の屋台は21時を過ぎると片付けが始まるので、屋台を楽しみに行く人は少し早めに行くことをおすすめします。
酉の市練馬の神楽は14時、16時、19時、20時半に奉納、 21時半には餅まきが行われ、ご利益を得るために大勢の人が集まります。
酉の市練馬の熊手の買い方とは?
酉の市練馬は、大鳥神社の開運、殖産、商賣繁昌などの神様のお祭りで、招福やおかめなどの縁起物で飾った「縁起熊手」がテントの天井まで並べられます。
熊手は数千円するものから数十万円、なかには100万円もするものなど実に様々です。
商売をやっている人は縁起を担いで大きなものを買っていきますが、ミュチアノのちょっとした熊手まで売っていますから、自分の部屋に飾るのもいいですね。
熊手を買うときの、買い手が値切る交渉が見もので、威勢のいいやり取りは圧巻です。
威勢のいい声で売っているので圧倒されて、初めての人は臆して買いそびれてしまう人もいるようですが、頑張って値切ってみましょう。
面白いのは、値切って自分の思い通りの金額になったら買い、しかし、最初に言われた金額で購入して、差額は店主にご祝儀として渡すのがイキな買い方とされています。
まとめ
関東には、浅草 酉の市他たくさんの酉の市がありますが、酉の市 練馬は比較的小、下町の雰囲気を味わえる酉の市として楽しみしている人が多く、人気の酉の市となっています。
ちなみに、2018年の今年の酉の市練馬の開催日と時間、宵宮祭の時間帯はそれぞれ以下のとおりです。
★一の酉:当 日 祭 11月1日(木)PM 1:00~
宵 宮 祭(前夜祭)10月31日(水) PM 11:15~
★二の酉:11月13日(火) PM 1:00~
宵 宮 祭(前夜祭)11月12日(月) PM 11:15~
★三の酉:11月25日(日) PM 1:00~
宵 宮 祭(前夜祭)11月24日(土) PM 11:15~
祭りの本番は昼間ではなく宵闇にあり、といわれるように夕方から3回行われる恒例の行事や、21:30から投餅が行われて祭りを盛り上げています。
屋台の食べ物の種類も多く、今年の酉の市は酉の市練馬に行ってみてはいかがでしょうか。
この記事を読んでいる人はこちらの記事も読んでいます
花園神社の酉の市は何時までやってる?時間や屋台を詳しく解説!
コメント