近年、年齢層が細かく分けられる傾向にあります。
平成世代、ミドル世代、ミレニアム世代、シルバー世代など挙げたらきりがありません。
ところで、○○世代と聞いて、大体○歳から○歳の世代と見当がつきますか?
平成世代とミレニアム世代の違い、ミドル世代って何歳からなのか?
シニア世代、シルバー世代の違いは?はっかり分かる方はごく少数でしょう。
しかし、こうした○○世代という言葉は、求人サイトなどでも頻繁に使われるようになり、「一見何歳ぐらいの人を対象にしているのか分からない」、といった声や「自分の歳が○○世代に該当しているのかよく分からない」といった声を耳にします。
そこで今回は、バイトの募集要項にもよく登場する「ミドル世代」について解説いたします!
目次
求人サイトのミドル活躍中とは何?ミドル世代は何歳から何歳まで?
求人サイトや求人広告にある「ミドル活躍中!」のフレーズを目にしたことはありますか?
最近よく使われるフレーズなのですが、「ミドル活躍中」の「ミドル」って誰を対象にした言葉なのかよくわからないですよね。
そもそもミドル世代とは、35歳から54歳までのことを指して言います。
つまり20代から34歳までは若手世代であり、55歳以上はシニア世代ということになります。
ミドル世代の年齢層を見ていただくと分かりますが、30代、40代、50代が含まれていますね。しかし、30代と40代と50代ってずいぶんと差がある世代な気がしませんか?
実際、転職の人材市場を担当している人に話を聞いてみると、ミドル世代というのは
「採用側の感覚では、35歳から44歳ぐらい」という回答が返ってきます。
元々の35歳から54歳までというミドル世代の定義と10歳も違いが生じているのです!
但し、この「採用側の感覚では35歳から44歳」という話は専門性の高い人材で正社員として働ける人に限った話だそうです。
パートやアルバイトであれば、通常のミドル世代の定義と同じ35歳から54歳がミドル世代求人の対象になるということです。
まとめると、バイト募集の要項でよく見かける、「ミドル活躍中!」というのは、35歳ぐらいから54歳ぐらいの人が活躍しているということなのです。
因みに、「40代が活躍している!」ということをアピールしたい時にも「ミドル活躍中!」のフレーズが用いられるようです。
参考にしてみて下さい。
ミドルとシニアの違いは年齢層だけじゃない?!求人内容にも違いが?
ミドル世代とシニア世代の年齢層については上で説明しましたが、今一度まとめておくと、
★ミドル世代:35歳から54歳
★シニア世代:55歳以上
になります。
ミドル世代とシニア世代の違いに年齢層があるのはもちろんですが、ミドル世代とシニア世代の区切りでもある55歳を境に求人内容にも違いが出てくるようになります。
まず、ミドル世代というのは30代も40代も含まれていることもあって、働き盛りの人を対象にした求人内容がミドル世代の求人広告に見られます。
正社員雇用が多いのも特徴ですね。
しかし、55歳以上ともなると定年がちらつく歳であり、働き手としての価値が評価されにくくなります。
そのため、ミドル世代の求人内容に比べ、シニア世代の求人内容は正社員雇用のものが激減し、パートやアルバイト募集が増えます。
内容も、軽作業が中心となっています。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
ミドル世代というのは、35歳から54歳までを対象にした世代のことを指していうということが分かりました。
今後「ミドル活躍中!」の広告を見ても「大体40代前後の人が活躍しているのか」と判断できるようになりますね!
ミドル世代はまだまだ働き手として活躍してもらえる世代のことを指していっているので、求人内容もそれなりに良いものが見つかります。
しかし、ミドル世代の一つ上の世代であるシニア世代に突入すると一気に募集内容が変わってくるので、その点は念頭に入れた上でお仕事探しをするのが良さそうです。
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