青々とした爽やかな緑の芝生。
目にも鮮やかでステキですが、自然芝の場合はこまめに刈ったりと手間がかかるものですよね。
そこで人工芝を敷こうかなと考えているみなさん、人工芝の意外なデメリットは知っていますか?
ベランダに人工芝を敷こうと検討中なら、ぜひチェックすることをオススメします!
目次
ベランダに人工芝を敷くとデメリットが!?ベランダにカビが発生する!?
そっけないコンクリートのベランダをなんとかしたい、手軽にできるみたいだし、人工芝を敷いてみようかな…?
確かに人工芝は自然の芝と違って、ベランダのコンクリートにも敷くことができます。
グングンと伸びることもないので、一度敷いてしまえばあとはラク、と思えますよね。
しかし!
ココに大きな落とし穴があります。
人工芝にもデメリットは存在しますよ~。
そのひとつが「カビ」です。
カビってよくお風呂場で発生するものでしょ、と言う人は要注意ですよ。
カビは条件さえそろえばどこにでも発生するリスクがあるもの。
なぜ人工芝でカビのデメリットがあるのかと言うと、「水はけ」が原因です。
人工芝とひと口に言ってもピンからキリまで。
水はけの悪いものを敷くと、コンクリートと人工芝の間に水が溜まってしまい、結果としてカビが発生してしまうのです。
お風呂場で言うなら、風呂のフタにシャワーのお湯がかかったまま水たまりのようになっている感じですね。
特に極端に値段が安い場合はこの危険が大なので、水はけがいい人工芝であるかどうかは一番にチェックすることをオススメします!
ベランダに人工芝を敷くと水はけが悪くなる!?虫が発生する可能性も!?
人工芝そのものは、水はけが良いタイプがたくさん出ています。
ただし、極端に価格が安いタイプや「ロールタイプ」はあまりオススメできません。
ロールタイプは継ぎ目がないので、雨や水やりで流れた水がしっかり残ってしまうことも。
水はけが悪い場所というのはいわゆる「多湿」状態になっています。
湿気が多いというのは不衛生になりやすく、細菌や虫が発生しやすいもの。
よく庭のバケツに雨水を溜めておいたら、蚊などの虫が大発生した、という話も聞きますよね。
水はけが悪い場合は虫が発生しやすくなってしまいます。
ベランダに人工芝を敷いた時の虫対策3選
では、人工芝のデメリットを承知のうえでベランダに敷くのなら、いくつかのポイントをおさえて対策しておきましょう。
なんと言っても水はけのよさで選ぶ
虫が発生する条件には水はけの悪さがあります。
そこで、人工芝を敷くのなら「水はけのよさ」は必須条件です。
オススメはジョイントタイプですね。
ロールタイプよりも、ひとつひとつ敷いていくので手間はかかりますが、継ぎ目がある分スキマがあり水が流れやすくなります。
そして「透水タイプ」にすること。
これは人工芝の裏面に水抜きの穴が開いているタイプで、そこから自然に排水していきます。
定期的な掃除とチェックは必要
自然の芝ほどではありませんが、定期的な掃除やチェックは必要です。
たとえば鉢植えを置いたりしている場合、人工芝に土や砂が落ちていないか時々見ましょう。
土や砂を放っておくと水はけ用の穴が詰まったり、人工芝のクッション性が悪くなったりしてしまいます。
また、小さなお子さんが遊ぶ場合はお菓子などを落としがち。
食べ物を放っておくと虫や鳥がやってきたりするので、たまにはブラッシングや掃除機をかける、というメンテナンスをしましょう。
イスやテーブルなどの重いエクステリアはたまに動かす
ベランダにイスやテーブルといったエクステリア類を置いているなら、たまに位置を移動させましょう。
同じ場所に重いものを置いたままにしておくと、通気性が悪くなって下にカビが発生したりすることも。
移動ついでに裏面のチェックもしてしまうと便利ですよ。
人工芝をベランダに敷くとカビ発生に関するまとめ
手間がかからないと人気の人工芝ですが、デメリットもあります。
水はけの悪いタイプの場合、人工芝とベランダのコンクリートの間に水が溜まってしまい、カビや虫が発生することがあるのです。
そこで、人工芝を敷くならとにかく水はけのよいタイプにしましょう。
オススメはひとつひとつくっつけるジョイントタイプで、透水タイプのものです。
透水タイプは裏面に水抜きの穴が開いているので、自然に排水してくれます。
水はけがよいので、コンクリートのベランダなどに向いていますね。
雨がふきこむベランダでも水が溜まらないようになっています。
また、いくら手間がいらないとは言え時々は掃除をして様子をチェックしましょう。
経年による変色やすり切れ、芝が倒れたままなどの状態は交換時期の目安になります。
重いエクステリア類を置いている場合は時々場所を動かすのもオススメですよ。
人工芝にはデメリットもありますが、正しく選べば手間がかからないラクさと鮮やかな緑がステキなものです。
施工の際はしっかり検討しましょうね。
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