ダイソーといえば、国内最大の100円ショップです。
そのダイソーで売っている造花を、お墓にお供えするのはアリなのでしょうか?
実はダイソーの造花をお墓に供えることは、色々なメリットがあるのです!
ただし造花を飾ると、風に飛ばされてしまうというデメリットもあります。
今回はダイソーの造花をお墓に供えることの利点や、造花が風に飛ばされない工夫や方法などについて、詳しくお話ししていきたいと思います。
目次
お墓に供えた造花が風で飛ばない工夫や方法は?!鳥のイタズラ防止対策もある?
お墓にはお花を供えますが、基本的には生花を備えるのが一般的ですよね。
しかし現代人は忙しく、生花を飾っても片付けに行く時間が取れないという方が数多くいらっしゃいます。
そこで注目されているのが、造花です。
造花は便利ですが飛ばない方法をほどこす工夫も必要です。その工夫についてもお伝えしていきますね。
造花ですと手入れをしなくても、1年ほどは持ちます。
虫が湧いたり腐ったりしませんし、造花は鳥がイタズラする心配もありません。
今は生花に見まごうばかりの精巧な造花も多く、100円ショップのダイソーの造花もクオリティが高いものが多いです。
お供えする花は、
★菊
★カーネーション
★アイリス
★リンドウ
などの花が適しています。
故人が特に好きな花があれば、その花を入れてお供えすると喜ばれるでしょう。
ちなみに花の色は、白・赤・紫・黄色・ピンクの5色が主流と言われています。
逆に避けたい花としては、
★バラやアザミなどのトゲがある花
★水仙や彼岸花といった毒性が強い花
★スイートピーや朝顔などのツルがある花
こちらの3種は、お供えする花に入れるのは好ましくないと言われています。
お供えする前に花瓶に入れやすいように束ねて、茎をワイヤーなどで止めるようにしてください。
花の高さが合わない時は、茎をペンチやハサミで切って調整するようにします。
また、花を組む時は、花が三角に並ぶように組む時は綺麗にまとまります。
造花の難点としては、生花に比べて重さがないことです。
重さがないと、強い風で飛ばされてしまうなどのトラブルが発生しますので
造花が飛ばない方法をほどこす工夫が必要です。
そのようなトラブルを防ぐためには、花を束ねるワイヤー部分に重りをつける方法で解決します。
造花を購入するときに、重りになりそうなものを見繕って一緒に購入すると安心ですね。
また、造花をお供えすることで、周囲の方や親戚の方から苦言を呈される可能性があります。
造花を供えることは、まだ一般的とは言い難いのです。
もし造花をお供えしたいと思ったら、家族や年長者の方としっかり相談してからにしましょう。
お盆やお正月などのお墓参りの時期は、生花を使用するという方法を取るのもおススメですね。
いずれにせよ、全員が納得する方法でお墓参りをするようにしたいですね。
家族や親戚一同が仲良く元気にお墓参りに来てくれることが、お先祖様にとって一番大事な事だと思います。
お墓参りに行く時お花なしでもいい?お参りする気持ちが何より大切?!
お墓参りには色々持っていくものがありますよね。
お花以外にも線香、蝋燭、お供え物など用意するものがたくさんあります。
事情があっていいお花を持って行かなくても、問題はないのでしょうか?
答えは、持って行かなくても問題はありません。
納骨堂や霊園に花が準備されているところもありますし、そうでなくても無理に花を供える必要はないのでます。
また、昨今では花やお供え物のゴミ問題もあるようです。
花やお供え物を供えた後、古い花やお供え物を霊園のゴミ箱に捨てたり、酷い時はポイ捨てしていくようなことがあります。
ですので、霊園のゴミ箱を撤去したり花やお供え物を禁止する霊園も出てきているのです。
勿論花とお供え物を供え、線香をあげる事はお墓参りのマナーです。
しかしそれは、絶対的なマナーではなくなってきてきます。
お墓参りで最も大切なのは、お参りの気持ちなのです。
今はお墓参りのマナーにも変化が起きてきている時期ですので、変化に柔軟に対応していくことが大事ですね。
お墓に造花はOKかのまとめ
お墓参りを際に造花を持っていくのは、非常識ではありません。
ただし全員に受け入れられているわけではないので、周りの方と相談してから造花をお供えするようにしましょう。
筆者は年に一度、お盆の時のみお墓参りに行っています。
道中見かけるお墓の花が枯れている姿を見ると、いつも胸が痛くなっていました。
勿論生花を供えることが一番だとは思いますが、人それぞれ事情があります。
お墓参りに行けるサイクルに合わせて、生花と造花を選べるようになれる世の中になればいいですね。
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