バレンタインの季節など、手作りお菓子として人気のフォンダンショコラ。
とろ~りと出てくるチョコがたまらない!
プレゼントとしても、トクベツ感が出るので「手作りしてあげたい」という人も多いはず。
でもちょっと待って!
じつはフォンダンショコラには気をつけないといけないある「危険性」がひそんでいるのです。
特に初めて作る場合や、人にプレゼントするならしっかりと知っておきたいフォンダンショコラの危険性について紹介しましょう。
目次
フォンダンショコラの危険性って何?原因は?
フォンダンショコラの危険性…それは、「消化不良を起こすことがある」ということです。
フォンダンショコラと言うと、「中からトロリとしたチョコが出てくる」と思い浮かべますよね?
このトロリと出てくるチョコが特徴なのですが、そのために「半生」状態にするレシピがある場合が。
フォンダンショコラのレシピでは、大まかに3つに分けられます。
小麦粉(薄力粉)入りのチョコレートケーキを作り、焼き時間を短くして半生状態にする
小麦粉(薄力粉)入りのチョコレートケーキにガナッシュ(チョコ)を入れて焼き上げる
小麦粉(薄力粉)は入れずに焼くレシピ
このうち、本格的なレシピがガナッシュ入りのタイプです。
一方、時短&お手軽ということで人気なのが焼き時間を短くして半生状態のケーキにするレシピ。
しかし、これには大きなキケンが!
小麦粉(薄力粉)入りのチョコレートケーキの焼き時間を短くして、中がトロリとした状態は、「生焼けチョコレートケーキ」になってしまうことがあるのです!
確かに見た目は変わりないので、これをフォンダンショコラとするレシピは多いのですが、実際には「生焼けのケーキ生地」を食べていることになる場合も…
フォンダンショコラの危険性とは、この生焼けケーキを食べることによって起こる「消化不良」です。
フォンダンショコラの危険性の原因は生焼け?
フォンダンショコラの危険性とは「生焼けケーキ」による消化不良ですが、具体的には何が原因なのでしょうか?
それは材料のひとつ、「小麦粉」です。
小麦粉は生の状態で「βデンプン」、加熱した状態が「αデンプン」になります。
このうち、αデンプンだと消化しやすくなるのが特徴です。
しかし、生の状態のβデンプンだと、腸からほとんど吸収されず、人によっては腹痛や下痢といった症状を引き起こしてしまいます。
つまり、小麦粉入りのチョコレートケーキの焼き時間を短くした「半生状態」のフォンダンショコラはβデンプンというワケ。
もちろん、必ずお腹を壊すというものではありませんが、もともと胃腸が弱い人の場合、高確率になってしまいますね。
人にあげるフォンダンショコラを作るなら、半生タイプのレシピは避けたほうが安全と言えるでしょう。
少し手間はかかりますが、ガナッシュ入りのレシピや、小麦粉を使わないレシピにするのがオススメですよ。
フォンダンショコラの危険性に関するまとめ
手作りお菓子として人気のフォンダンショコラですが、人にあげる場合は気をつけたい危険性があります。
それは「消化不良」を起こすことがあるということです。
フォンダンショコラのレシピはいろいろなものがありますが、注意が必要なのは「半生状態」にするタイプ。
これは、小麦粉(薄力粉)入りのチョコレートケーキの焼き時間を短くして中がトロリとした状態にするもの。
特徴なのが「加熱時間の短さ」です。
見た目はフォンダンショコラなのですが、焼き時間を極端に短くすると「生焼けケーキ」になってしまうおそれがあります。
生焼け生地だと、小麦粉が生状態ですね。
これが消化不良の直接の原因になります。
小麦粉は生のとき「βデンプン」なのですが、これは消化が悪く腸がほとんど吸収しません。
すると人によっては腹痛や下痢の症状を起こすことがあるのです。
モチロン、誰もがなるワケではないのですが安全のためにも「焼き時間」には注意して生焼けになっていないか確認しましょう。
オススメは、面倒でもガナッシュ入りの本格レシピです。
せっかく作るのですから美味しいフォンダンショコラを食べたいですよね!
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