突然の不幸の知らせ、胸がふさぎますよね。
お葬式と言うと「マナー」が重視されるので、いろいろと迷うものです。
今回は小さな子供を連れてのお葬式の参列に関して、服装や注意した方が良いことなどをまとめてみました。
目次
2歳児のお葬式での服装は?祖父母が亡くなった時どんな服装がいい?
小さな子供が参列するとなると、気になることのひとつが「服装」ですね。
最近ではレンタルなどもあり便利になっています。
ただし、赤ちゃんや幼児(未就学児)の場合はいわゆる「ブラックフォーマル」ではなくても良い、というのが一般的です。
そもそも子供は成長するので、大人のように一度揃えたら10年着られるなんてことにはなりません。
そのため、学校や幼稚園などの制服があるなら制服で参列するのがほとんどです。
ここで困るのが1歳や2歳などの赤ちゃん、幼児の年齢の場合。
まず、色は黒・白が好ましいとされてはいますが、なかなか持っていないもの。
そこで、白・薄い水色・ベージュなどの控えめなカラーならば良いとされています。
気をつけるのは全体に「派手ではないこと」です。
フリース素材やデニムはカジュアルウエアなので、やめておきましょう。
キャラクターデザインや、ラメ入りなどはNG。
靴も音が鳴るタイプはやめましょう。
靴下も服と同じく控えめカラーとシンプルデザインで。
なるべくなら、無地やワンポイント程度に抑えたデザインの服を持っていると便利です。
あとはゴムや髪留めなどは黒・茶色などの地味なものにします。
小さなお子さんであることは周りも承知していますので、あまりにも派手派手しい恰好でなければ、そんなに神経質にならなくても大丈夫ですよ。
お葬式に子供は連れて行かない?連れて行く場合注意すべきことは?
お葬式に子供を連れて行くことに関しては、意見が分かれるところです。
ただし、多くの場合「故人との関係がないなら連れて行かない」という人がほとんどですね。
たとえば、身内以外の友人や会社の付き合いなどの相手だったら、直接かかわりのあった人のみで、子供までは連れて行かないことが一般的です。
その一方、地域によっては「家族ぐるみ」で参列するものと考える場合もありますので、ムズカシイ面もあります。
いずれにしても、まずは「喪家に確認する」ことが大事です。
参列の人数を確認したりする電話が来たら、「迷惑でなければ参列したいが、子ども連れでもよいか」という感じで聞いてみましょう。
その際、遠慮してほしいような雰囲気や意向ならば従いましょうね。
さらに、故人が子供だったりすると遺族によってはさらに悲しみが増すこともあるので、基本的には近しい親族のお葬式以外は子供は参列しないことが多いです。
さて、連れて行く場合の注意点は「ぐずったり落ち着きなくなったら、すぐに中座する」ことです。
お葬式は子供心にも普段と違う雰囲気を感じますし、読経や木魚の音などでビックリしたりします。
子供が泣き出したり、座っていられない感じになったら、軽く頭を下げて謝罪の意思を示してから中座しましょう。
休憩室などで一度落ち着かせて、戻れそうならスタッフに声をかけて戻り、ムリそうならそのまま待ちます。
たとえお焼香の途中でも失礼にはあたらないので、素早く対応することが大事です。
また、お葬式にはみな悲しい気持ちを抱えて参列しているものなので、走り回ったり大声で遊びだしたりしたら外へ連れ出してクールダウンさせること。
「子供なんだからいいじゃない、大目に見て当然」という意識でいると、遺族や列席者の心を傷つけたり不快感を持たれてしまいます。
小さなお子さんなので、途中で飽きてしまうのは周囲も承知しています。
ですから、こちらも「騒いですみません」という態度を示してお互いに思いやりたいですね。
2歳の葬式の服装のまとめ
2歳くらいの子供がお葬式に参列する場合、黒・白・薄い水色・ベージュなどの控えめカラーの服で大丈夫です。
ただし、キャラクターデザインやラメ入り、音が鳴る靴などはNGですので注意しましょう。
全体的に「シンプル・控えめ」なら、問題ありません。
子供をお葬式に連れて行くかどうかは、故人との関係が「祖父母・叔父や伯母など」の近しい親族であるかどうかが、判断の基準です。
一般的に子供と直接かかわりがない場合は、連れて行かないことがほとんどですね。
もし連れて行くなら、出来れば事前に「イイコにしてようね」「今日は、じいじとバイバイするんだよ」というように言い聞かせてあげてください。
ただし、どうしても長時間じっとしているのはムリなので、ぐずりだしたりしたら、すぐに中座しましょう。
子連れで参列してもよいかどうかは、必ず喪家に確認しておきましょうね。
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