ダニはやっかいな問題です。
放っておけばどんどんものすごい勢いで増殖していき、アレルゲンとなって苦しめたり、噛まれてひどいかゆみに襲われたりして大変なことに!
そこで朗報です。
ダニはアイロンの熱で死滅させることが可能なのですよ~。
特にオススメなのは洋服についたダニに対してです。
今回はこのアイロンを使ったダニ退治をご紹介しましょう。
目次
服のダニはアイロンで死滅!?洗濯タグでアイロン使用可かチェック!

服のダニはアイロンで死滅!?洗濯タグでアイロン使用可かチェック!
突然ですが、みなさん「洗濯タグ」の存在をチェックしていますか?
服の裏側についている、素材やサイズ、使用上の注意などが表記されているアレです。
じつはこの洗濯タグをキチンとチェックしないと、大事な服がダメージを受けて着られなくなってしまうこともあるので要注意!
まずアイロンそのものをかけることができるのかどうか、必ず確認しましょう。
洗濯タグにいろいろな絵が描かれていますが、横向きのアイロンの絵を見つけてください。
アイロンの絵に大きく×と描かれているなら、「アイロン不可」の服です。
アイロンそのものがダメということなので、絶対に使わないでくださいね。
次にアイロン可でも三種類あるのでそれを確認しましょう。
「高温・中温・低温」に分けられており、文字通り字で表記されているか、黒い丸印で描かれています。
高温は180度、中温は150度、低温は110度までとなっているので、服によって表記された温度を守りましょう。
アイロン可の服なら、低温指定でも110度までは使えます。
一方、ダニは60度以上の高温で瞬殺できます。
つまり、アイロンなら低温までの指定だとしても余裕でダニは死滅させられるというワケですね。
特に服は布団やカーペットのような繊維の厚みがないので、ダニは奥に逃げ込むことができません。
服のダニ退治にはアイロンがうってつけなのです。
ダニをアイロンで死滅させるために必要な時間は?

ダニをアイロンで死滅させるために必要な時間は?
必要な時間はアイロンの温度によります。
ダニは50度以上の熱で20~30分、60度以上の熱なら一瞬で死滅します。
そこで、せっかくの高温になるアイロンなので110度にしてから使いましょう。
かける時間は本当に一瞬です。
あまり時間をかけると逆に服が傷むので、なぞるように表面をすべらせる感じですね。目安としては10センチを3秒くらいでしょうか。
当て布をして、衣類が傷まないように注意しましょう。
そこでオススメなのが「衣類スチーマー」の存在です。
ハンガーにかけたまま、スチームを出しながらすうっと服をなぞるだけでシワもとれ、脱臭もできるスグレモノ。
わざわざアイロン台を出す手間もなく、忙しい朝でもサッと使えるので人気です。
じつはこの衣類スチーマーでダニを死滅させることができると、ハッキリうたわれているタイプがあります。
それはズバリ、「ティファール衣類スチーマー」です。
フライパンや圧力鍋などでおなじみのティファールですが、この衣類スチーマーには「生きたダニの殺ダニ効果」とハッキリ表記されています。
スーツやジャケットなどにも使えるので、衣類スチーマーはオススメですよ。
意外!?ダニが服に発生したら乾燥機が役立つ!?ダニが熱に弱い理由は?
さて、アイロン以外にも衣類乾燥機がダニ退治に使えることを知っていますか?
衣類乾燥機なら、50度以上の熱で20~30分、60度以上の熱なら一瞬というダニの死滅条件にバッチリ当てはまります。
ただしここでも洗濯タグをチェックしましょう。
衣類乾燥機が使用不可になっている場合はダメですよ。
ダニは高温・多湿を好み、ヒトの皮膚カスなどが大好物。
ココで言う「高温」とは、人が暮らす現代のスキマ風がない家の中の気温くらいを指しているので、アイロンや乾燥機のような超高温ではありません。
そのため、超高温=熱に弱いのです。
なぜ熱に弱いのか、それは「乾燥」にも弱いものだから。
つまり、衣類乾燥機のように超高温で乾燥させる環境は、湿気を好むダニには致命的。
アイロンの高温で死滅させた場合も、その後必ず乾燥させることが必要です。
ダニをアイロンで死滅させる方法のまとめ
アレルゲンにもなるやっかいなダニはアイロンで退治しましょう。
ただし、洗濯タグのアイロン絵を必ずチェックして「アイロン使用可」であることと温度を確認してからにします。
110度ならほんの一瞬でダニは死滅しますので、当て布をしてすべらせる感じでかけましょう。
アイロン以外では、衣類乾燥機もダニ退治に有効ですね。
ダニは高温・多湿を好みますが、生き延びられないほどの高温と乾燥した状態なら死滅させることが可能です。
衣類乾燥機を使うときも洗濯タグは必ずチェックしましょう。
やっかいなダニとはこれでサヨウナラですよ!
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