シェイクスピアとはと聞かれて真っ先に思い浮かぶのは言葉の魔術師でしょうか?
そんなシェイクスピアの名前ってインパクトがあるのでしょうか?
不思議と耳に残るものです。
子供ですら、「シェイクスピアって誰?」と、覚えにくそうなシェイクスピアの名をスラスラ覚えます。
ところで、子供に
「シェイクスピアって誰?」
「どんなすごい人なの?」
「なにした人?」
なんて矢継早に質問されて、しっかりと答えることができますか?
子供にも分かりやすく解説できる、デキる人になりたいという方のために、「シェイクスピア」についてまとめてみました!
目次
シェイクスピアを分かりやすく解説!代表作も教えます
ウィリアム・シェイクスピアは言わずと知れたイギリスの文豪、劇作家ですね。
これを子供にそのまま伝えても、「ブンゴウ?ゲキサッカ?ナニソレ、オイシイノ?」となってしまいます。
優しく言い換えるならば、物書きさん、作家さんといったところでしょうか。
文章を書く人ですね。
今で言うところの映画の台本を作る人と同じようなことをしていた人と言っても良いかもしれませんね。
近くにシェイクスピアの本(もちろん子供向け)のものがあれば、それを手に取って、
「この本を書いた人」と言っても良いですね。
シェイクスピアの代表作とも言える「ロミオとジュリエット」や「リア王」などは子供向けの本にもなっていますので、そういった本を用いて子供の身近にもシェイクスピアワールドがあるということを教えてあげるのも良いですね。
1500年代、1600年代初頭に書かれた作品を今も人々が読み継いでいっているというのは凄いことです。
「このお話はね、今から400年ぐらい前に書かれたものなんだよ。」
と紹介してあげると、子供にもシェイクスピアの凄さが分かるかもしれません。
さて、「シェイクスピアの代表作は?」と質問されて、パッと頭に思い浮かぶのは何作品ぐらいありますか?
数ある代表作の中でも子供にも分かるもの、子供向けに優しく書かれているものがあるものを10作品ピックアップしてみました。
「夏の夜の夢」
「ヘンリー五世」
「ロミオとジュリエット」
「リア王」
「マクベス」
「ハムレット」
「アントニーとクレオパトラ」
「十二夜」
「テンペスト(嵐)」
「ジュリアス・シーザー」
作品名をみても「?」と思えるものがあったら、ちょっと調べておくと良いかもしれません。
いずれもシェイクスピアの代表作中の代表作、名作になります。
シェイクスピアの有名な名言を小学生向けにやさしく解説!
シェイクスピアの名言は沢山あります。しかし、それを分かりやすく小学生に解説するというのは難しいですよね。
今回はとっておきの名言を例に解説していきます。シェイクスピアの代表作「ハムレット」からのセリフ(名言)です。
“To be or not to be, that is the question.”
もっとも有名なセリフであり、名言ですね。
日本語では、「生きるべきか、死ぬべきか、それが疑問だ!」などと訳されますが、
初期の頃の訳を見ると「世にある、世にあらぬ、それが疑問ぢゃ。」
(坪内逍遥訳)
などと訳されています。
この日本語訳に関しては今でも論争が絶えない、それほどの名言なんです。
劇全体の流れをくめば、「復習をすべきか、せざるべきか・・・」と訳すのも一つであり、
様々な思惑を絡めた発言と捉えるのであれば、「すべきか、せざるべきか・・・」と訳すことにもなります。
ここで考えるべきは、このセリフが、独白の中の一セリフであるということです。
人生そのものに悩んでいるハムレットから生まれた言葉。
だとすれば、自分の人生に迷い、どうしていいのか、どうしたらいいのか分からずにいる様、自分の生きる道に悩みを抱いている様を表す言葉だと理解するのが
妥当だと思われます。
子供に「このセリフ、どういう意味?」と聞かれたら、「どうしていいか分からない、ということを表しているんだよ。」
と説明するのも手かもしれませんね。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
シェイクスピアの作品はどれも奥が深いです。
簡単に解説しようとすれば、まず自分がその作品をしっかりと理解していなくてはなりません。
しかし、全てのシェイクスピア作品を把握するというのも無理があるので、そういう時には市販の本を頼りましょう。
「子供向けシェイクスピア」と謳った本や「これだけは知っておきたいシェイクスピア」などと書かれた本もあり、子供向けに簡単に書かれたシェイクスピアものがいくつも売られています。
そういった本では、小難しい言い回しも分かりやすく書かれているので、子供に初めてシェイクスピアを教えるには適していると言えます。
先に挙げた10の代表作の子供向け本は売られていますので、気になる方は一度店頭で立ち読みしてみて下さい。
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