大名行列を横切れたのは飛脚と産婆さんだけだった?! その理由とは?

時代劇などを見ると、大名行列を横切った人は罪人として罰せられるイメージですよね。
ところが、実は、ある職業の人たちだけは、大名行列を横切っても良いとされていたそうです。

でも、大名行列と知らずに横切った子供には、厳しいお仕置きもあったそうです…。
ここでは、意外と知らない大名行列についての真実についてお話していきます。

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大名行列を産婆さんは横切ってよかった!? 飛脚も横切れたのはなぜ?

大名行列が通る時は、基本的に、近くにいるすべての人たちが道を空けなくてはなりませんでした。

でも、例外として、産婆さんと飛脚だけは、大名行列を横切っても良いとされていたそうです。

産婆さんは、出産のために一刻を争って、妊婦さんの元に駆け付けなければなりません。
産婆さんの到着が遅れると、母子共に命の危険にさらされてしまいますよね。

大名側も、命の大切さについてはしっかり理解していたので、「産婆さんは大名行列を横切っても良い」と認めていたそうです。

そして、産婆さんは、赤ちゃんという新しい命を取り上げる仕事ですよね。
新しい命は、これからの日本を支える大切な命ですから、大名側もそれを尊重していたと言われています。

昔の身分の高い大名というのは、ちょっと恐そうなイメージがありますよね。
でも、国のことや命のこともしっかり考えていたことがわかると、イメージも変わります。

もしかしたら、国や人の命を大切にする、情が厚い面もあったのかもしれません。

一方、飛脚は、急ぎの郵便物を届けなければならないという理由から、大名行列を横切れたそうです。
産婆さん同様、「急ぎの用がある」という事情から、特例が認められたのでしょうね。

但し、産婆さんも飛脚も、横切るのは「あくまで邪魔にならない、節度を持った範囲で」という条件があったそうです。

強引に大名行列の間に割り込んで横切るというマナー違反な横切り方は、NGだったようですよ。

大名行列と知らず横切る子供には厳重注意した!? 親を呼びつけ叱責も!?

大名行列と知らず横切る子供には厳重注意した!? 親を呼びつけ叱責も!?

大名行列と知らず横切る子供には厳重注意した!? 親を呼びつけ叱責も!?

さて、小さい子供の場合、大名行列と知らずに横切ってしまうことがありますよね。
このような場合は、さすがに死罪とまではならないものの、本陣に連行されてしまいます。

そして、本陣で、「二度とやらないように」と厳しく叱られてしまうのです。

「子供が連行された場合、親が呼びつけられて叱責されるのでは」という噂話も出回っているようです。

でも、この話の真相に関しては、残念ながら、確かな記録が残っていないそうです。
ただ、子供がしてしまった不始末は親の責任なので、何かしらの形で失跡はあったとも考えられます。

大名行列の無礼討ちって本当にあったの?

さて、大名行列を横切ると、無礼討ちで殺されてしまう…そんなシーンを時代劇で見かけますね。

では、実際のところ、大名行列を横切ってしまった場合、本当に無礼討ちがあったのでしょうか。

どうやら実際は、大名行列を横切ったくらいでは、死罪にはならなかったという説が有力のようです。

もちろん、ケース・バイ・ケースなので、無礼討ちがゼロであったとは限りません。
でも、大名行列を横切ったくらいのことで無礼討ちをすると、その後、無礼討ちをした者もまた、責任を取らされます。

当時、武士には「切捨御免」という権利がありましたが、それを乱用すると罪になったのですね。

ただ、幕末の「生麦事件」のような例もあるので、大名行列を横切って無礼討ちがあった例もやはり存在はします。でも、生麦事件の場合、相手が外国人と言うこともあり、少し事情が違っていたようです。

大名行列を横切ることに関してのまとめ

通る時には必ず道を空けなければならない大名行列ですが、産婆さんと飛脚だけは例外でした。

この2つの職業は、緊急性が高いものを扱うため、例外が認められていたのですね。
でも、あくまで「邪魔にならない範囲で横切る」という形とされていたそうです。
一方、何も知らない子供が横切った場合は、本陣に連れていかれて叱られていたそうです。

又、大名行列を横切ったことでの無礼討ちは、例外のケースを除いては、ほとんどなかったそうです。

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