動きまわる仕事や立ち仕事、忙しい毎日にふとした瞬間に痛む足の裏。気が付けば黄色味を帯びた厚く硬いタコができてしまっていた…、なんてこともあるでしょう。
タコができてしまうと歩くだけで強い痛みを感じてしまったり、仕事だけではなく日常生活にも支障をきたしかねません。
そんなやっかいな“タコ”について、タコができやすい位置や原因、ケアの方法などをご紹介していきたいと思います。
目次
足のタコができやすい位置と痛いときに試してほしいケアの仕方を紹介!

足のタコができやすい位置
まず、痛いタコができやすい主な原因として、足に合わない靴を履いている、正しい歩き方ができていない、というものがあります。
他にも開張足という状態になってしまっていたり、ヒールの高い靴を長時間、履き続けていたり、足先の冷え、あとは糖尿病などもタコができやすく、さらに糖尿病はタコができていることに気付きにくいなどの特徴もあります。
足タコができやすい位置をいくつか挙げてみると、
★親指の付け根や側面
★小指の付け根
★中指、人差し指の付け根
★かかと
★指の間
などです。位置は主に足の裏にできることが多いです。
靴のサイズが合っていなかったり歩き方にクセがあったりすると、体重の分散がうまくできずにタコなどができてしまうだけでなく、偏平足や外反母趾、ハイアーチといったような足のトラブルにも繋がってしまう可能性があるので、注意したい点ですよね。
では、もしもタコができてしまって痛いとき、どうすればいいのでしょうか?
まず1番に試してみるのは、サイズが合う靴やヒールのない靴など、履いている靴を変えてみることです。
まだ小さいタコなどであれば、それだけで治る可能性もありますし、痛みが和らぐ可能性も高くなります。
歩き方を見直すことでも、痛みを和らげ、症状を改善することができるかもしれません。
市販で保護パッドというものも売っています。靴による圧迫や摩擦を防いでくれるため、少しのものであれば痛みを軽減し、しばらくすると自然に治る可能性があります。
あとは靴の中敷きを自分のタコの部分に合わせ切り抜くことで、患部にあてないようにようにする、といった意見も見受けられました。
足の裏にできているのであれば、この方法もまず痛みを軽減するという点ではありかもしれませんね。
足のタコが痛いときの治し方を徹底解説!

足のタコの治し方
上記のようなケアでは治らない、痛みは軽減しないというような場合は、症状が進行している可能性が高いです。
特にひどい状態になっている場合は、自分でケアや治療をしようとすると逆に悪化させてしまったり、そもそもタコではなくウイルス性のイボだった、なんていうこともありえますので、できるだけ早めに皮膚科を受診することをオススメします。
それが1番確実な方治し方です。
まだそこまでの症状ではなかったり、時間がなくて皮膚科に行けないのでできるだけ自分でケアしたいという場合は、上記のケアに加え、下記の治し方も試してみてください。
市販薬を使う
上記でも紹介した保護パッドや、他にも絆創膏タイプや液体タイプなど色んな種類の市販薬が販売されています。
薬局やドラッグストアで自分が使いやすいものを選んで試してみるといいでしょう。
市販グッズを使う
市販でタコ用のヤスリやカッターなども販売されています。
きちんとお風呂上りの皮膚が柔らかいときなどに、少しずつ状態を見てケアしていくとよいでしょう。できれば上記の薬などと併用してください。
タコができないようにする予防にも、ヤスリなどでの角質除去は大切です。
保湿をする
基本的なことではありますが、保湿はとても大切です。
なぜなら、皮膚がターンオーバーしていくことで改善につながるのですが、乾燥していると中々ターンオーバーがうまくいかず、結果的にタコなどの症状も改善しにくくなるのです。足用の保湿クリームなどもありますので、積極的に使って保湿を心がけてください。
まとめ
1度できてしまうと日常生活にも支障が出るうえ、治りにくいタコ。
できやすい位置やできてしまったときの治し方やケアの方法などを覚えておき、まずは普段から履く靴や歩き方などを意識し、そもそもタコができないように角質ケアや保湿なども行い、予防していくようにできるといいですね。
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