つい昨日までは仰向けだったのに、気付いたら寝返りをしていた!
小さい赤ちゃんをもつママにとって、それはもちろん嬉しいことです。しかし、赤ちゃんはそこから自分で戻れていますか?
小さい赤ちゃんが寝返りをしたままというのは、とても危険なことなんです。嬉しい反面、新しい不安も出てきますが、心配しなくても大丈夫!
ちゃんと注意すべきポイントを押さえれば、危ないことはありません。では、赤ちゃんが寝返りをしたときには、どう対処してあげればいいのでしょう。
赤ちゃんが寝がえり出来た時には戻れるかも注意して!
赤ちゃんが寝返りしたら、その後の様子を注意いしてチェックしておきましょう。寝返りができたばかりの赤ちゃんは、上手に元に戻ることができません。
観察していると、何とか戻ろうとモジモジ動いているのが分かると思います。これはこれで可愛いのですが、赤ちゃんは戻りたくて必死なのです。
私たちでも、完全にうつ伏せのままだと苦しいですよね。大人なら首を横に向けて呼吸できますが、まだそれができない赤ちゃんは苦しいだけ…。
うつ伏せ状態が長く続くと、乳幼児突然死症候群(SIDS)のおそれがあります。寝返り後に戻れないようなら、ママの手で戻してあげてくださいね。
寝返りをしたままだと、他にもリスクはあります。授乳後すぐの寝返りは、赤ちゃんの胃を圧迫するので注意が必要です。
うつ伏せにならなくても、赤ちゃんが吐き戻すことはよくあります。
寝返りをした状態でそうなってしまうと、吐いたものが喉や気管につまってしまい、窒息することもあります。
赤ちゃんの周りに、上の子が遊んだブロックなどが転がっていることはありませんか?
赤ちゃんの周りに、小さなものを置くのはやめましょう。
寝返りをしたときに、そばにあった小さなものを誤飲してしまうかもしれません。
こういうことは、ちょっと目を離したすきに起こることです。普段から、周りに物を置かないように注意しましょう。
このように、寝返りを覚えたばかりの赤ちゃんには危険がいっぱいです。自分で元に戻れるようになるまでには、もう少しママが注意して見てあげてくださいね。
寝返りが戻れない赤ちゃんの練習方法

寝返りが戻れない赤ちゃんの練習方法
せっかく寝返りができたのだから、そこから元に戻れるようになってほしいもの。
元に戻れない赤ちゃんに、何か練習方法はあるのでしょうか?
うつ伏せから元に戻る、いわゆる「寝返り返り」をサポートしてあげるには、こんな方法があります。
1体の下になる腕を伸ばしてやる
2頭を回転方向に倒す
3下半身をひねらせてひっくり返す
どういうことなのか、詳しく見ていきましょう。
まず①ですが、うつ伏せ状態の赤ちゃんの、これから回転していくときに体の下になる腕を見ましょう。
この腕が曲がっていると、引っかかってうまく寝返りができないのです。
まずは、その腕が伸びていることを確認してください。
②では、頭は優しく倒してあげてくださいね。
頭が回転方向へ倒れることで、上半身もその方向に曲がります。
そこまでいけば、③で下半身をちょっとひねらせて返してやると、簡単にうつ伏せの状態から元に戻れるわけです。
この練習で、どの赤ちゃんも寝返りから戻れるようになるとは限りません。しかし、寝返りから戻ることを覚えるきっかけにはなるかもしれません。
練習したのにできなくても、何の問題もありません。そのうち自然に覚えてくれるので、気長に待ってあげてくださいね。
寝返りが戻れない赤ちゃんのまとめ
赤ちゃんが何か新しいことができるようになると、そのたびに喜んだり心配したりするのが大人の仕事ですね。
寝返りも、まさにそんなイベントのひとつです。
うつ伏せで、まだしっかり座らない首をグラグラさせているのは、何とも可愛らしいものです。そして同時に、危なっかしい。
うちの次男がそういう時期だった頃、寝返りから戻れなくて、よくうつ伏せになっていました。
うつ伏せが続くとよくないことは知っていたので、ひやひやしたものでした。
寝るときのもうつ伏せになるので、とても心配しました。どうやらそれが好みの寝方のようで、なかなか仰向けになってくれないのです。
なので、呼吸だけは確保せねばと、顔だけは何とか横を向かせていました。
幸いこれといった事故もなく、走り回るようになった今でも相変わらずうつ伏せで寝ています。
うちの子のように、そういう姿勢が好きなお子さんもいると思います。
ただやはり赤ちゃんの場合は、寝返りから戻れていないと危険も多いので、注意して見てあげないといけませんね。
自分で寝返りから戻ってくれないと、いちいち戻してやらないといけないので大変ですよね。
今はまだ何もできない赤ちゃんですが、それでも確実に成長はしています。そのゆっくりな成長に付き合うのも、子どもを育てることの楽しみかもしれませんね。
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