秋と言えばお祭りの季節ですね♪日本には各地域で様々なお祭りがあります。
今日はそんな中でも熊本県八代市で毎年行われ、ユネスコ無形文化遺産に登録している八代妙見祭りとは?ということをテーマにご紹介していきます!!
熊本県八代市で行われる八代妙見祭はユネスコ無形文化財に登録

八代妙見祭りとは
そもそも無形文化財とは、人から人へと継承されていく祭礼行事や伝統工芸を対象に登録されるものになります。
現在日本では、「歌舞伎」や「祇園祭」など誰もが知っている有名なものが登録されております。
何でも簡単に登録されるものではないため、とても価値のあるものだということを知っておいてください。
これに登録されている八代妙見祭はそれほどに有名な祭りになります。
「九州三大祭」にも選ばれているほどです!
どこで開催されているかといいますと、熊本県の八代神社で開催されています。
八代市の妙見町という場所になります。町名の由来はこの祭りからきているようです。
毎年2日間にわたって行われており、1日目は八代神社から御旅所である塩屋八幡宮まで
神輿を担ぎ、2日目は塩屋八幡宮から八代神社に戻るという流れになります。
この2日目の戻ることを「お上がり」といい、ここが中心行事となります。
神輿の前後には古くからの言い伝えも含めた関係の深いものが行列となります。先頭には1688年から始められたとされる雄獅子と雌獅子がいたりと、迫力のある行列は見ごたえタップリです♪
この行列が神社に到着したあとは近くの河原にすすみ、色々な演舞を行います。色んな役割の人がそれにあった演舞をするので、最初から最後まで目が離せませんね。
見た目派手ではなく、どちらかというと厳かな雰囲気の中で行われる祭りです。先頭の獅子に噛まれると子供が元気に育つといわれています。
沿道に獅子が現れると、親御さんは子供を連れて噛んでもらうために近寄ります。
ちなみに前夜祭では、伝統芸能フェスティバルや八代のグルメが集まるフードコーナーなどイベントも多数ありますので、家族連れでも十分楽しめる祭りですね♪♪
八代妙見祭!2018年の開催時期は?

八代妙見祭!2018年の開催時期は?
そんな八代妙見祭の2018年開催時期ですが、11月22日(木)~11月23日(金)の2日間となります。
先ほどもお話した通り、メインイベントは2日目の23日に集約されております。
色んなイベントがありますが、お祭り自体の一番の見どころを紹介しますね。
河原で行われる演舞の中に、「ガメ」という演舞があります。
これはもともと「亀蛇」という想像上の動物でその名の通り頭は蛇、胴体は亀となります。
これを地元では「ガメ」と呼ばれています。
この重さ200kgにもなる亀蛇を担ぎ、首を振りまわして走ったり、高速回転したりするので勢いあまって観客のところにいったり、転んだりするので迫力がとても魅力的です。
何が起こるか分からないというのも楽しみの一つですね!!
まとめ
いかがだったでしょうか?
今回は八代妙見祭についてお話しましたが、日本には本当にたくさんの祭りがあります!!
その一つ一つに歴史があり、楽しみがあり、見どころがあります♪
せっかく観光に行くことがあるときは、あえてそういったお祭りの日程と合わせてみたり、
そのお祭りの歴史などを調査してから行ったりすると
いつもとはまた違った見え方がするかもしれませんね。
本当にお祭りは奥が深いと思います(^^)/