PR

シェイクスピア四大悲劇!執筆された順番と4作品に共通する特徴は?

シェイクスピア四大悲劇ではハムレットがおすすめ!?あの名言も! 芸術・文学
シェイクスピア四大悲劇
スポンサーリンク

執筆から400年以上も経っているにも関わらず世界中で愛され、映像化されてきた作品は、シェイクスピアの作品以外にはありません!

400年の時を超えて、人々の心を捕えて離さないシェイクスピア作品の魅力はどこにあるのか気になりますね。

そこで今回は、シェイクスピア作品の中でも特に有名なシェイクスピアの四大悲劇についてご紹介していきます。

執筆された順番や4作品に共通する「悲劇」とは何かに迫ります!

目次

スポンサーリンク

シェイクスピア四大悲劇に共通する特徴は?作品が執筆された順番は?

 

「イギリス人の誇りはなんですか?」と問えば、その答えに真っ先に出てくるのが「シェイクスピア」。

 

400年以上もファンを生み出し続けているシェイクスピアの作品にはどんな魔法が使われているのか気になりますよね。

 

シェイクスピア作品には色々なものが存在しますが、中でも人気なのは「シェイクスピアの四大悲劇」と言われる「ハムレット」、「リア王」、「マクベス」、「オセロ」です。

 

 

因みにそれぞれが執筆された時期は、1600年頃で、順番は

 

★「ハムレット」(1600-1601)

★「オセロ」(1604)

★「リア王」(1605)

★「マクベス」(1606)

 

とされています。

 

四大悲劇の中でも最も有名な「ハムレット」は、シェイクスピアが執筆を始めた1589年から約10年後に生み出された名作というわけです。

 

しかし、「ハムレット」はシェイクスピアにとっての最初の悲劇モノではありません。

 

1593年に執筆した「タイタス・アンドロニカス」、

1595年に執筆した「ロミオとジュリエット」、

1599年に執筆した「ジュリアス・シーザー」に次ぐ

作品となっています。

 

 

ところで、シェイクスピア四大悲劇に共通してみられる特徴についてえたことはありますか?

 

シェイクスピア四大悲劇の中でもやや異質感が光る「オセロ」を除く「ハムレット」、「リア王」、「マクベス」に共通して描かれているものは、切り、信頼、家族愛、王位継承問題です。

 

しかし、「オセロ」において描かれているものは、異人種問題、同性愛、嫉妬であり、3作品に共通して見られる王位継承問題などは、かれていません。

 

では、この4作品に共通して見られる悲劇の特徴は何かというと、「裏切りが招く死」なのではないかと考えます。

 

それぞれ、

 

裏切られた主人公が死へと追いつめられ自ら命を絶つ話(リア王)、

人々の裏切りが裏切りを呼び、当事者全員が命を落とす話(ハムレット)、

自分が犯した裏切りが原因で死へと追いつめられる話(マクベス)、

嘘の裏切りを真に受けて殺人を犯し、自らの命も経つ話(オセロ)

 

と解釈できるのではと考えます。

 

スポンサーリンク

シェイクスピア四大悲劇ではハムレットがおすすめ!?あの名言も!

シェイクスピア四大悲劇ではハムレットがおすすめ!?あの名言も!

シェイクスピア四大悲劇

 

シェイクスピアの四大悲劇の中でも最も有名なものは「ハムレット」でしょう!

 

執筆された四大悲劇の中でも最初に世に出された作品であり、四大悲劇の原点とも言えるものです。実際「ハムレット」は、四大悲劇の中でも最も人気がある作品だと言われています。

 

それは恐らく、シンプルな人間関係と謎解き感覚のエンターテイメント要素、あっさりした恋愛模様からくるものだと思われます。

 

この「ハムレット」では、主人公がメインで彼の考え、行動、思いが中心で話が回っていきます。

 

「ハムレット」の中の名言、“ To be, or not to be: that is the question.”「生きるべきか、死ぬべきか、それが問題だ。」

 

これはハムレットが長い廊下を歩いている時に発するものですが、本来であれば、このセリフは頭の中のセリフですよね。

 

それがわざわざはっきりした言葉で表現されているということにも、ハムレットの重要性、主要性が見て取れるのではないでしょうか。

 

 

この主人公による一人芝居のような内容の話は、「マクベス」にも見られることがありますが、「マクベス」ではマクベスという主人公とレディ・マクベスという強烈キャラが主役を二分しているので、「ハムレット」とはまた違います。

 

「ハムレット」に見られる主人公の一人芝居は主人公への感情移入も容易であり、主人公の気持ちになりきって「ハムレット」を読み進める、もしくは観劇することが出来るのを大きな特徴としています。

 

若くして父の死に悩み、母の父に対する軽薄な愛に失望し、叔父への復習に苦しみ、友人への信頼を失った悩めるハムレットに対して気持ちが入りやすいのです。

 

 

この400年間に様々な本が執筆、販売されてきましたが、これほど主人公の気持ちに自分の気持ちを重ね、主人公になりきって読めるものはあるでしょうか?

 

 

主人公の気持ちになって、あっという間に読み進めることが出来る作品なので、是非試してみて下さい。

 

400年前のロマンを感じることが出来るかもしれません!

 

スポンサーリンク

シェイクスピア四大悲劇特徴のまとめ

 

いかがでしたでしょうか?

 

シェイクスピアの四大悲劇は「ハムレット」、「オセロ」、「リア王」、「マクベス」

の順で執筆され、共通して見られる悲劇の特徴は、「裏切りがもたらす死」と考えました。

 

四大悲劇の中でも特に人気が高い「ハムレット」は、主人公の考え、思い、行動によって話が進むことから主人公に感情移入しやすく、まるで自分が「ハムレット」の主役になった感覚で話を読み進めることが出来ます。

 

シェイクスピアは難しそうでとっつきにくいと思っている方や、悲劇は苦手という方でも、

「ハムレット」は手を出しやすい作品なので、是非一度「ハムレット」を試してみて下さい。

 

そして、400年前から伝えられる名言、ストーリーを是非堪能してみて下さい!

 

 

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました