400年の時を超え、今もなお世界中で愛されているシェイクスピア作品。
「ハムレット」、「オセロ」、「マクベス」、「リア王」、「ロミオとジュリエット」、「から騒ぎ」など、お気に入りの作品を挙げ出したらきりがない!
という人もいることでしょう。
ところで、シェイクスピアが生まれた場所、育った家はどんなものだったかご存知ですか?
今回は、シェイクスピアの素顔に迫りたいという方のために、シェイクスピアの生まれ育った家をはじめ、シェイクスピアにゆかりのある場所についてご紹介していきます。
400年以上も前の文豪が作品のインスピレーションを得たであろう場所を巡り、シェイクスピア作品に想いを馳せて観てはいかがでしょうか?
目次
シェイクスピアゆかりの教会とシェイクスピア生家は今も残っている!?
シェイクスピアの生誕地としてお馴染みのストラトフォード=アポン=エイヴォンは、
イギリスのほぼ真ん中辺りに位置するウォリックシャーにあります。
マンチェスターやオックスフォードなどのビッグシティからもアクセスしやすいためか、例年シェイクスピアファンの人々が世界中からシェイクスピアゆかりの地であるストラドフォード=アポン=エイヴォンにやってくると言います。
ストラドフォード=アポン=エイヴォンは、シェイクスピアゆかりの地と言われるだけあって、
★シェイクスピアの生家
★シェイクスピアの墓
★シェイクスピアの通ったとされる学校
★シェイクスピアの名前を冠した劇場
など、シェイクスピアゆかりの場所が沢山あります。
特に人気が高いのは、シェイクスピアの生家で
19世紀に復元されたものを現在でも目にすることが出来ます。
生家の2階では、シェイクスピアの劇の一部が出し物として披露されることがあり、人気が出ています。
また、シェイクスピアの骨が眠ると言われる教会(ホーリー・トリニティ教会)は、シェイクスピアファンの聖地として人気が高いです。
イギリスに行くならシェイクスピアゆかりの場所へ!?人気の観光地は?

シェイクスピアゆかりの場所
イギリス人にイギリスのお勧め観光地を聞けば、必ずシェイクスピアゆかりの地
ストラトフォード=アポン=エイヴォンが出てくると言った具合に、真のイギリスを語るならば、ストラトフォード=アポン=エイヴォンを訪れなくして語れないとまで言われる場所です。
ストラトフォード=アポン=エイヴォンといえば、シェイクスピアの生家、シェイクスピアの墓などシェイクスピアに染まった場所が多々あります。
今回はそのシェイクスピアゆかりの地から4つ、人気の観光地をご紹介します。
1 シェイクスピアの生家
ストラトフォード=アポン=エイヴォンのメイン観光地としてお馴染みなのが、シェイクスピアの生家です。
現存するものは19世紀に復元されたものですが、家の調度品などは当時のものを使用しています。生家の2階では、当時の衣装を身に付けた俳優によるシェイクスピア劇を楽しむことが出来ます。
2 シェイクスピアの墓があるホーリー・トリニティー教会
ホーリー・トリニティー教会にはシェイクスピアの骨が眠っています。
シェイクスピアの記念碑は、羽ペンを持つシェイクスピアの姿がかたどられており、毎年シェイクスピアの誕生日(4月23日)に羽ペンが新しいものに交換されるそうです。
3 シェイクスピアの銅像があるバンクロフトガーデンバンクロフトガーデンと呼ばれる公園に、シェイクスピアの像が建てられています。
シェイクスピアの像の周りには、シェイクスピアの劇に登場するキャラクターたちもおり、シェイクスピアワールドが展開されています。
各キャラクターの口から咲く植物には、キャラクターの持つイメージ―悲劇・哲学・喜劇など―が反映されているなど、ウィットに富んだ造りにも注目が集まっています。
4 ロイヤル・シェイクスピア・カンパニーの劇場
シェイクスピア劇の名門とも言えるロイヤル・シェイクスピア・カンパニーが所有する劇場もエイヴォン川沿いにあります。
ここでは、常にシェイクスピアの劇が観劇できるので、昼間はストラトフォード=アポン=エイヴォンを観光し、夜にロイヤル・シェイクスピア・カンパニーの劇場でェイクスピア劇を観劇するという人も多いです。
シェイクスピアゆかりのまとめ
いかがでしたでしょうか?
400年前の文豪シェイクスピアの生家やお墓は現存し、今では観光地として日々多くのシェイクスピアファンが訪れているようです。
イギリスの文学だけではなく世界の文学を変えたシェイクスピアの聖地を巡りたいという方は、是非シェイクスピアゆかりの地であるストラトフォード=アポン=エイヴォンをね歩いてみて下さい。
近郊にはシェイクスピアの妻アン・ハサウェイの生家やシェイクスピアの母の生家なども残っているようなので足をのばしてみるのも面白いでしょう。
イギリス旅行を予定されている方は、是非ストラトフォード=アポン=エイヴォンも訪ねてみて下さいね!
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