最近、「親の老後への責任はどうするべきか」と悩む一人娘が増えています。
一人娘だと、頼れる兄弟がいないので、全て自分で抱え込まなくてはいけないのかと不安ですよね。
ここでは、一人娘が、親の老後とどう向き合っていくべきかについて考えていきます。
実は、私自身も一人娘なので、その視点からも色々とお話していきますね。
目次
一人娘にとり年老いた親への責任範囲は? 老後の面倒は必ずみるべき?
一人娘であろうとなかろうと、年老いた親がこれから生きていくためには、サポートが必要だと思います。
今まで育ててくれた恩や思い出・愛情もありますし、何より、家族の助け合いは大切ですよね。
でも、あくまで「自分自身の生活を脅かさない範囲で」と考えてくださいね。
自分自身の生活を犠牲にして、親の面倒に全てを捧げることはオススメできません。
そうならないためには、親が元気なうちに話し合いを重ね、計画を立てることが大切です。私自身、このことに関しては両親と何度も話し合い、お互いが納得する計画を立てるようにしています。
この時私は、「自分ができる具体的なサポート」については、両親にしっかり伝えました。
そして、今のライフスタイルもきちんと話し、生活がどのような状態なのかも知ってもらいました。
その上で、お互いにとって、より快適になるための結論を、時間をかけて一緒に探していきました。
このように、責任を一人で抱え込むのではなく、「親と一緒に正解を探していく」ということが大切だと思います。
一人娘は親の介護も一人で背負う!? 遠距離に住むならどうすればいい?
一人娘は親の介護も一人で背負うのでは…と考えると、とても不安ですよね。
特に、実家から遠い場所に住んでいる人は、介護したくても、思うようにはできません。
この場合は、介護を一人で抱え込まず、プロの手を借りることも視野に入れましょう。
「プロの手を借りるとお金がかかるのでは」という心配も出てくるかもしれません。
でも、住んでいる地域の福祉窓口に相談すれば、無料で良い知恵を教えてくれますよ。
なので、福祉窓口の人に、現状をありのまま、恥ずかしがらずに相談してください。
ありのままに恥ずかしがらずに相談することで、こちらの現状が相手にきちんと伝わります。そうすれば、より自分に合った情報がたくさんいただけるということですね。
それと同時に、「自分一人では介護を抱え込めない」ということを、親に伝えておきましょう。
できれば、親が元気なうちに、何度かこの話を伝えることで、親も心の準備ができます。
実際、親の介護をしている一人娘の友人たちも、この方法で上手に乗り切っていますよ。
一人娘の結婚は親が障害になる?
さて、一人娘の場合、「親が結婚の障害になるのでは」と心配している人も多いようです。でも、そこまで考えてしまうと、自分の人生を切り開くことができなくなりますよ。
一人娘であってもなくても、親の老後については、誰もが向き合わなければならない問題です。
兄弟がいても、「誰か一人だけが介護を背負わされている」というケースもあります。
なので、「一人娘だから」という理由で結婚を諦めるのは、正直オススメできません。
両親・交際相手も巻き込んで、これからの人生を一緒に作っていくことが「結婚」です。
「一人娘だから」「親の老後があるから」という理由を言い訳に、逃げていてはダメですよ。
大切なことは、両親とも、交際相手とも、冷静に何度もこれからについて話し合うことです。関係者と一緒に正解を見つけていき、一緒にこれからの人生を作り上げていってくださいね。
親の老後のお世話に関するまとめ
親の老後がやってきたら、自分ができる範囲でサポートをするのが理想です。
でも、自己犠牲にならないようにするために、親とは何度も話し合いをすることをオススメします。
又、親の介護に関しても、一人で背負い込まず、積極的にサポートを求めてください。
そして、一人娘だからと言って、親のことを理由に、結婚を諦める必要もありませんよ。
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