お宮参りは、子供が無事に生まれたことを神様に報告・感謝するお祝いの参拝です。
なので、多くの人が赤ちゃんに「掛け着」と呼ばれる着物を着せて、おめかしさせます。
でも、掛け着は着物であるという関係で、少し高価なので、誰でも買えるわけではありません。
ここでは、お宮参りの時、赤ちゃんの掛け着をどうしたら良いかについてお話します。
目次
お宮参りの時に掛け着なしでいい? 掛け着ってどうしても必要なもの?
結論から言ってしまうと、お宮参りの際、掛け着がどうしても必要というわけではありません。
実は、お宮参りの時の赤ちゃんの服装には、特別な決まりはないのです。
なので、どうしても掛け着を手に入れられないという場合は、無理に調達する必要はありません。
特に、梅雨から夏にかけては、「あえて掛け着を赤ちゃんに着せない」という人も多いようです。
梅雨から夏にかけては蒸し暑いですから、掛け着を着せたら赤ちゃんが暑がりますよね。
産まれたばかりの赤ちゃんの体は、思った以上にデリケートです。
なので、そんな赤ちゃんの体に、負担をかけたくないと考える人も多いのです。
ちなみに、掛け着は5~10万円くらいするので、思ったよりも少し高価ですね。
やはり着物である以上、ある程度の金額であることは覚悟する必要がありそうです。
又、女の子用の掛け着と男の子用の掛け着は、デザインが違うことも特徴です。
お宮参りの掛け着は写真スタジオで無料でレンタルできるところも?!
先ほど少し触れた通り、お宮参りの掛け着はちょっと高価なので、負担が大きいですね。
でも最近は、写真スタジオで、掛け着をレンタルすることもできるので安心です!
着物レンタル店では、多くのお店が掛け着のレンタルサービスを行っています。
でも、着物レンタル店の場合、レンタル料金が4000~1万円くらいかかってしまいます。
着物レンタル店では、着物を汚してしまった際の保険なども含まれているので、これは仕方ないのかもしれません。
でも、写真スタジオの場合は、無料で掛け着をレンタルしてくれるお店も多いですよ。
この場合、「そのスタジオで写真撮影をする」という条件は付きますが、掛け着のレンタルは無料になります。
写真スタジオの場合は、写真撮影のプランに、掛け着のレンタルも含まれているのですね。
もし、お宮参りの時に我が子の写真を撮るなら、写真スタジオで掛け着をレンタルするのもオススメです。
最近の写真スタジオでは、かわいいデザインの掛け着を色々用意しているようですよ!
お宮参りで掛け着の下には襦袢が必ず必要?

お宮参りで掛け着の下には襦袢が必ず必要?
さて、赤ちゃんの掛け着は着物の一種ですから、下着を着用せずに着るわけにいきません。では、赤ちゃんの掛け着の場合も、通常の着物同様、下に襦袢を着るものなのでしょうか。
赤ちゃんの掛け着の場合も、通常の着物と同じく、襦袢を着用する形になります。
でも、赤ちゃん用ですから、当然、掛け着専用の襦袢を着ることになります。
なので、我が子専用の掛け着を用意する場合は、襦袢も一緒に用意しなければならないということですね。
ただ、掛け着に関しては、「襦袢のみ」という販売をしているお店があまりありません。
そのため、掛け着と一緒に、専用の襦袢を購入するという形になります。
掛け着をレンタルする場合は、襦袢もセットになって付いてくるので、心配ありません。
ただ、襦袢をどのような形で着るかについては、季節によって変わってきます。
冬の場合は、襦袢そのものがひんやりしますし、襦袢1枚だけだと寒いですよね。
なので、襦袢の下に、少し厚手の下着を着せてあげると、防寒効果が高いと言われています。
一方、夏は暑いので、掛け着の下に襦袢を着せてしまうと、暑くて大変ですよね。
この場合、襦袢を着ずに、和服用のものでなくても良いので、白っぽい木綿の下着を着せれば大丈夫です。
夏に無理をして襦袢を着せると、赤ちゃんが脱水症状を起こすことがあるので、要注意です!
お宮参りの掛け着に関するまとめ
お宮参りでは、赤ちゃんに必ず掛け着を着せなければならないわけではありません。
掛け着は高価な買い物になるので、もし写真を撮るなら、写真スタジオで無料レンタルしてもいいですね。
掛け着の下には、基本的には襦袢を着ますが、暑い時期は着せる必要はありません。
又、寒い時期は、襦袢の下に下着を1枚着せて、防寒してあげてくださいね。
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