新嘗祭勤労感謝の日って何?歴史から簡単に解説!

新嘗祭勤労感謝の日って何?歴史から簡単に解説!

新嘗祭勤労感謝の日」、あまり聞き馴染み
がないかもしれませんが、現代で言う毎年1
1月23日のカレンダーに必ず載っている
「勤労感謝の日」のことです。

もともとは「新嘗祭(にいなめさい)」という
呼び名で呼ばれていたお祭りでした。

名前が変わったキッカケは1948年、戦後
GHQによる日本弱体政策を目的としたもの
でした。

長らく新嘗祭は天皇行事として天皇のイメー
ジが強く持たれていました。

それを排除してしまおうという米国の考えから
天皇行事であった新嘗祭から切り離し、勤労
感謝の日に変わってしまったのです。

では、GHQは天皇行事では無くなったのに
あえて「勤労感謝の日」として名残を
残したのは何故なのか?

そもそも勤労感謝の日は「勤労を尊び、生産
を祝い、国民がたがいに感謝しあう日」です。

実は米国のカレンダーにLaborDay
(労働者の日)という祝日が存在します。

「労働者を讃える日」という意味をもった
祝日で、なんだか勤労感謝の日と良く
似ていますね。

呼び名は変わりましたが一説には、戦後の
日本を思い米国の祝日を取り入れつつ新嘗祭と
しての「生産を祝う」という部分も残して
おいたGHQ側の思いではないか、という話も
あります。

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新嘗祭とはなんなのか?

新嘗祭とは

新嘗祭とはどういったものなのか?

「にいなめさい」という呼び方で古代から存

在するその年の豊作を祝うお祭りです。

ときはさかのぼり飛鳥時代。

西暦で言うと642年ですから、今より

1000年以上も前から五穀の収穫を祝い

願うものとして日本に存在していました。

日本最古の歌集「万葉集」にも新嘗祭について

歌った和歌が載っているのです。

ですが、大元は神代に日本の最高神である、

天照大神が行った祝いとして古事記に記載

されていたという言い伝えがあります。

諸説ありますが、それを元に皇極天皇が飛鳥

時代から「新嘗祭」を行なったとも言われて

おります。

ではそれだけ祭りまで行うほどに大切な

「五穀」とはそもそも何なのか。

日本では「いつつのたなつもの」または

「いつくさのたなつもの」と読まれます。

昔はその「いつつ(5つ)」は特に一定していま

せんでしたが、現代ですと米・栗・豆・黍・

豆を指します。

代表的な人間の主食であり昔は大切な蓄えで

もありました。

今ではあまり考えられませんが昔はこの五穀、

食べること以外にも衣服を作るのにも使われ

ていたそうです。

今よりもいかに大切にされていたのかが

分かりますね。

そして実はその新嘗祭は現在日本各所の神社

で行われています。

出雲大社・明治神宮・伊勢神宮が有名ですが、

神社によっては11月23日に行われるとは

限らないそうです。

今も昔も変わらずにその世代の天皇陛下が神

々に新穀をお供えします。

天皇自らも穀物をお召し上がりになる豊作を

祝う古来より受け継がれてきた祭事です。

毎年多くの人たちが参加されるそうです。

今でも11月23日は勤労感謝の日だけで

なく収穫祭としても大切な日として存在

しています。

皆さんこの日に美味しいお米や作物を

食べられる事に感謝して、参加される

そうです。

新嘗祭と大嘗祭の違いとは何か?

大嘗祭(だいじょうさい)とは古来から存在

する、その年の豊作を祝うお祭りです。

新嘗祭とてもよく似ていて、どちらも

その年の収穫を祝う内容です。

ほとんど同じように思えますが、

もちろん違いがあります。

じつは大嘗祭とは、天皇が即位した後に

初めて行う新嘗祭のことを指します。

また「おおなめまつり」「おおにえのまつり

」とも読み即位式が8月以降であれば翌年に。

7月以前であれば年内に行われる事が

平安時代に定められました。

なので、大嘗祭は1世代に1度のみの為、

そのぶん新嘗祭に比べて別格とされ大規模で

開かれていたそうです。

後に律令では「践祚大嘗祭(せんそだいじょう

さい)」と名付けられました。

まとめ

今回はあまり聞きなじみのない「新嘗祭」に

ついて簡単にお伝えしました。

実は皆さん知っている勤労感謝の日ととても

深い縁があり、昔から日本で大切にされていた

祭典だったのです。

現在でも日本では、各神社で新嘗祭は

行われているので、是非行ってみては

いかがでしょうか。

古来から変わらずに現代まで行われてきた

伝統で。

実際に見てみると心に響くものがあ

るかもしれませんね。

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