我が子の結婚式に参列する際、必ずついて回るものが「お酌」です。
新郎新婦の両親は、「お客様をもてなす側」になるため、お客様のお酌をして回ることになります。
でも、間違ったお酌をしてしまうと、我が子に恥をかかせてしまうことも・・・。
ここでは、我が子の結婚式での、正しいお酌の仕方をお伝えしますのでしっかり覚えてあげてくださいね^^
目次
結婚式でのお酌には順番がある!

結婚式のお酌の仕方
結婚式でのお酌は、ただお酒をついで回れば良いというわけではありません。
お酌をするにあたり、「テーブルを回る順番」というものがあります。
まずは、自分側のお客様のテーブルに行って、お酌をして回ります。次に、相手側のお客様のテーブルに行って、お酌をして回ります。
次が間違えやすいのですが、次は、相手側の親戚のテーブルに行ってお酌をします。
そして、最後に、自分側の親戚のテーブルに行ってお酌をします。特に、親戚のテーブルを回る順番が、間違えやすいようですね。自分側の親戚は、「身内」という扱いなので、1番最後になるのです。
更に、順番だけでなく、お酌をして回るタイミングも知っておいてください。お酌をしに行くのは、乾杯が終わり、歓談の時間になってからです。
ただ、その時間に入ると、料理が運ばれ始めてしまいますよね。食事の始まりのタイミングでお酌に行ってしまうと、お客様が落ち着きません。
でも、全て食べ終わるのを待っていたら、お酌をする時間が無くなってしまいますよね。この場合は、前菜を食べ終わるくらいのタイミングでお酌に行くと良いでしょう。
又、お酌をしている途中、スピーチが入ったり、余興が始まったりすることもあります。この場合は、一旦その場で立ち止まって、お酌を一時中断してください。
話や出し物をしている人がいるのに、それを水にお酌をして回るのは失礼になります。新郎新婦の両親は「もてなす側」ですから、お客様の話や出し物はきちんと見るようにしてくださいね。
さて、結婚式のお酌に関しては、育った環境などで、「こうすべき」という考えが違う場合があります。
そのため、自分側と相手側で、お酌に対する考えが違うこともあります。この違いが原因で、両家の間に溝ができてしまう例も、決してゼロではありません。
なので、結婚式の前に、お酌に対する考え方を、それとなく相手側のご両親に聞いてみることをオススメします。
そして、両家の考えを、当日までにできるだけすり合わせておくようにしましょう。
結婚式でのお酌の受け方とは?
さて、我が子の結婚式に参列した時、自分自身も人様からのお酌を受ける場合があります。
この時、どのようになお酌の受け方なら、失礼にならないのでしょうか。
まず、お酌をしてもらったら、その場でグラスに口をつけるようにしてください。お酌をしてもらったグラスに口をつけず、そのままテーブルに放置するのは失礼です。
ただ、どうしてもお酒が弱くて、「お酌をされても飲めない」という人もいますよね。この場合は、お酌をされる前にひと言謝り、お酌を断りましょう。
「結構です」と断ってしまうと、相手に失礼になるので、言い方も大切ですよ。
「お酒が弱いものですから、申し訳ありません」と、頭を下げて断るようにしてくださいね。
このように、言い方や態度に気をつければ、お酌を断っても問題ありません。
又、お酌を受けた場合、「立ってお礼を言った方が良いのでは」と考える人も多いようです。
でも、基本的にお酌を受けるのは、座ったままで良いとされています。座ったままであっても、きちんと頭を下げて挨拶をすれば、決して失礼にはなりません。
まとめ
我が子の結婚式に参列した場合、自分側のお客様→相手側のお客様→相手側の親戚→自分側の親戚の順番でお酌をします。
又、お酌をするタイミングは、料理の前菜を食べ終わった頃が良いでしょう。自分がお客様からお酌をされた場合は、座ったままで良いので、その場でグラスに口をつけます。
もしお酒が弱い場合は、最初の時点で丁重にお詫びし、断っても問題ありません。
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