みなさんは、川越祭りのひっかわせという
ものをご存知でしょうか?
川越まつりは、名前の通り埼玉県の川越市にて
毎年10月に行われる祭礼です。
国指定重要無形民俗文化財、ユネスコ無形文化
遺産登録もされている「川越氷川祭の山車行事」
となっています。
昼と夜で少し違った楽しみ方があり、特に
祭りの最大の見どころとして「ひっかわせ」
(曳っかわせ)があります。
今回は川越まつりを見たことがない方々の
ために、昼と夜の楽しみ方の違いと、この
ひっかわせについてご紹介していきますね!
目次
川越祭り昼と夜の違いは?開催される日程はいつ?

川越まつりひっかわせ
まず川越祭りが開催される日程ですが、
毎年10月の第2または第3土曜・日曜 に
指定されています。
2018年だと10月20日(土)と10月21日(日)に
開催される予定になっています。
そもそも川越祭りとは、10月14日に氷川神社が
執行する「例大祭」。
そして、その後に行われる「神幸祭」、「山車
行事(祭礼)」から成り立っています。
今回紹介するのは「山車行事(祭礼)」と
呼ばれる部分にあたります。
川越まつりは慶安4年(1651年)から始まった
祭礼が起源です。
日本でも有数の歴史を誇る祭礼となっており、
毎年80万人以上の人が訪れるとされ関東
最大級のお祭りの1つとなっています。
〇昼の見どころ
川越まつりの見どころの1つである山車。
山車はそれぞれ違った人形、彫刻、刺繍など
様々な個性を持っています。
まずはそれぞれ見比べて回るのがいいでしょう。
出店もあるので、食べ歩いたりしながら
見て回れます。
艶やかな小江戸小町や曳き手、祭囃子などを
楽しむのもよいでしょう。
午後2時頃には市役所前で各町内の山車が集結し、
揃い曳きが行われます。
昼の部の最大の見どころは、間違いなくここです。
8メートルもの巨大な山車が揃う姿は圧巻
以外のなにものでもありません。
〇夜の見どころ
夜の見どころは、なんといっても
「曳っかわせ」!です。
午後6時半頃~午後9時頃まで行われ、交差点
などで他町の山車に出会うことで、お互いに
囃子台の正面を向けあい、笛や太鼓、祭りなどで
競い合います。
このひっかわせに勝ち負けはないようですが、
囃子が入り乱れてたくさんの提灯が乱舞し盛り
上がる光景はなんともいえない高揚感を得ます。
迫力がすごいです。これを見てこその川越
まつりといえるでしょう。
会館の中で祭りの感動が味わえる!?川越まつり会館とは?

川越まつり
川越まつりに参加したい!
と思っても、その日に用事があって行けない
なんてこともありますよね。
それでも
いますぐに川越まつりを味わいたい!
何度でもあの興奮を噛みしめたい!
なんていう方におすすめなのは、「川越まつり会館」です。
【川越まつり会館の情報】
所在地、
川越市元町2丁目1番地10
休館日
毎月第2、第4水曜日
(祝日の場合、その翌日が休館日)
(12月29日~1月1日・臨時休館日等)
それ以外の日であれば1年中川越まつりが
楽しめます!
ちなみに観覧料は一般300円(団体240円)
小中学生100円(団体80円)です。
川越まつりに関わる人々の思いや、歴史などの
展示ももちろんですが会館での見どころも
いくつかご紹介します。
山車展示ホール
実際に川越まつりで曳かれている、本物の
山車2台を定期的に入れ替えながら展示
されています。
お祭りの最中だと近くでじっくり見ることの
できない山車を間近で見ていただくことが
できますよ!
定期的にお囃子の実演も行われています。
(日曜日・休日の午後1時半、午後2時半)
大型スクリーン
川越まつりの様子を動画で上映しており、熱気と
興奮を体験することができます。
上映時間は約6分で、20分おきに上映されます。
まつりに参加
まつりに参加するというコーナーがあり、天狐や
ヒョットコのお面をのぞき込むと、舞手の視点
から見た川越まつりの情景が広がり、参加して
いるような光景を楽しむことができます。
写真コンクール
毎年、行われている写真コンクールの入選作品を
1年間展示しています。
その年、その年の実際の臨場感、迫力溢れる
写真を見たい方はぜひ。
まとめ
関東最大級のお祭りの1つでもある川越祭り。
国の指定文化財にもなるほどのスケールの
大きいお祭りなので1度は見に行って
みることをオススメします。
ただ、その分かなり混雑するので、事前に
情報収集をして、計画的に行動して
いただければと思います。
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