介護の仕事は退職者が続出!?介護がきつい5Kとは?

高齢化がますます進む現代日本ですが、高齢者を介護するシステムも、それを回す人材も、まだまだ不足しているのが現状です。

介護職は一般的に、きつくて、稼げない仕事のイメージがあり、他業種に比較しても、人材の確保が大きな課題となっています。

今回は、5Kと言われる介護職の現状を紹介。

その現状を踏まえながら、どうすれば介護が魅力的な職場になるのか考えていきたいと思います。

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介護の仕事が続かないのは5Kのせい?5Kって何?

高齢者になると、体や心にいろいろな障害が出てきます。そのために不自由になった日々の生活を支える。簡単に言うとそれが介護職の仕事です。

一時期、ガテン系の仕事に「3K」という呼び名が流行りました。

「きつい」「汚い」「危険」の頭文字をとって「3K」としたものです。

介護職に関しては「5K」という呼び名が存在するそうです。

3つでも大変なのに5つって…

ちょっとその内容を見てみましょう。

介護職の5Kとは?

介護の仕事は退職者が続出!?介護がきつい5Kとは?

介護がきつい5Kとは?

先に全部並べてしまいましょう。

「きつい」「汚い」「危険」「暗い」「臭い」

二つ増えましたね。合わせて「5K」です。では、一つずつ解説いたします。

「きつい」

どんな仕事でもそれなりに「きつい」ものですが、介護は24時間体制の仕事なので、不規則なうえに夜勤もあります。

人手不足のため、現場によっては残業も多くあり、楽ではありません。職業病で腰を痛めるなど、身体的なリスクも「きつい」理由の一つです。

「汚い」

高齢者は排泄の機能が低下するため、そのお世話は不可欠です。介護職は、毎日排泄物と間近に接し、処理をしています。

一般的には「汚い」ことを我慢する必要はあります。

「危険」

施設にいて何か物が落ちてくる可能性は低いですが、認知症の男性の中には、現役並みに暴力をふるう方もいます。

感染症のリスクなどを考えても「危険」の要素はゼロではありません。

「暗い」

利用者様は、個人差はあっても人生の終わりが近づいた人たちです。先の希望がない中で、自分の痛みや不自由と付き合うのは大変なこと。

その気持ちを受け止める介護職も、精神的に「暗い」仕事かもしれません。

「臭い」

さっきも話しましたが、排泄の処理は介護の主要業務です。というわけで、仕事にはニオイがつきもの。

「臭い」仕事であるのはまちがいありませんね。

ざっと説明しましたが、実はこのほかにもKがあります。

「給料が安い」

これが介護職に人が集まらない元凶かとも思われますが…

今説明した5Kの要素が介護職に付随するのは確かです。しかし、多くの人々が長く働き続ける現場がそれだけのはずはなく、介護職にもそれなりの「やりがい」が存在しています。

ここからは、介護が5Kと言われる現状を踏まえて、それなら、どうすればやりがいをもって、プライドをもって働けるかを考えていきたいと思います。

意外に知らない?!介護職はきつい5Kから働き甲斐のある5Kへ?!

 

意外に知らない?!介護職はきつい5Kから働き甲斐のある5Kへ?!

介護職はきつい5Kから働き甲斐のある5Kへ?!

3Kだの5Kだのと、介護はきついことばかりをとりあげて悪いイメージで使われるKですが、おなじKでも良い意味の言葉がたくさんあります。

「感動」「感謝」「希望」「期待」「向上」

「共感」「協働」「共同」「改善」「改革」

「好奇心」「行動力」「きれい」「きらきら」

きりがないのでこれくらいにしますが、介護の場合も、きついことばかりを強調しないで、もっといい部分をピックアップ出来たら、働き甲斐も変わってくるように思います。

新しい介護の5K

では、介護職の素晴らしい部分を選んで5Kにしましょう。

Kのつく良い言葉はたくさんありますので、どれを選ぶかは、人それぞれかと思います。

ここではわかりやすい言葉を選んで、

「感謝」「希望」「向上」「共感」「好奇心」

を5Kとしてみましょう。

「感謝」

どんな仕事も、基本的には他人の役に立つためにありますが、介護はそれを一番ダイレクトに感じられる職業です。日々の介助の中で何度も交わされる「ありがとう」の言葉。

利用者様を最後まで看取った後、家族から聞いた感謝の思い。きついことも多い日常が報われる醍醐味は、介護ならではのもの。

「希望」

先行きの短い高齢者の介護に希望なんかない。そう思われるかもしれません。

しかし、超高齢化社会に向かう現在、介護ほど必要とされる仕事は他にないと思います。給料も安いと言われますが、地道に同じ職場で頑張る人は、他の職種同様、順調に昇給している例も多いです。

何より、「なくならない」という意味で、安定度の高い業界だと思います。

「向上」

介護の仕事は、資格を中心に回っています。根本には「介護福祉士」という国家資格があり、そこを目指して働く人も多いはず。

現場からジャンプアップして、「社会福祉士」「ケアマネージャー」などの相談職に就く人もいます。

始めた時から将来のキャリアプランを立てやすいのも介護の特徴。次のステップを目指す向上心が、仕事への原動力になります。

「共感」

介護の仕事は言ってみれば共同作業の連続です。

介護職同士や、看護師などとの多職種連携もそうですが、日々自身の老いと戦う利用者様との連携も欠かせません。

相手の感じたことを自分も感じ取り、共感をもって接する。人と一緒に働くことが好きな人なら、天職ともいえる仕事です。

「好奇心」

認知症の介護など、一見難しいことの多い現場ですが、想像力を働かせることで解決する場面も多いです。人間である以上、認知症の行動にも理由があります。

その理由を、知識と好奇心で探り当てるのがプロの介護職。自分のケアで利用者の何かが変わる。介護に従事したものにしか味わえない貴重な経験です。

今あげた5Kは、介護の良い部分のほんの一例でしかありません。5Kという言葉は、ネットを検索すればいくらでも出てきますが、真に実感するためには、自分で飛び込み、体験するしかありません。

きついことの多い職場であることは否定しません。それでも興味があるなら、やってみる価値は十分あると思いますよ。

介護がきつい5Kまとめ

きついと言われ続ける介護の仕事。社会構造を変えない限り、解決しない部分も多いと思います。

私も8年以上介護の仕事に従事していますが、「きつい」「汚い」など、5Kの部分は確かに実感しています。

しかし、それ以上の充実感を介護から得られたことも確か。

世間は面白がって5Kなどと表現しますが、実は良い5Kも悪い5Kも、同時に存在するものではないか。

例えば、「シフト勤務で土日が休めない」を、「平日に休めるから、混雑を避けて遊びに行ける」と、とらえられる前向きさ。

これが介護職に一番必要な柔軟さかもしれません。

世の中には甘い仕事なんてないはずです。どの仕事もそれぞれの「きついこと」を抱えています。

人間が好きなら、工夫するのが好きなら、介護があなたの天職かもしれません。思い切って飛び込んで、あなただけの良い5Kを作りませんか?

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