カビはいつの間にか生えてきますよね。
放っておくと、いつのまにか部屋の中にカビが生えてきてしまいます。
でも大丈夫です。
カビは住居用中性洗剤を使えば、簡単に落とすことが出来るのです!
今からでも簡単に出来る掃除方法を、これから説明していきますね。
目次
部屋のカビをすぐに除去したい!カビの掃除方法は?除菌が必要?
部屋のカビを除去する前に、下準備を行います。
まずはじめに、掃除の前にマスクとゴム手袋をします。
マスクとゴム手袋をすることにより、カビの胞子を吸い込んだり手に付着することを防ぎます。
次に、窓を開けて換気します。
なぜかというとカビが発生すると、そのカビからカビの胞子を撒き散らす為です。カビの胞子を換気により外に出すことで、掃除後のカビの再発生を防ぐ効果があります。
換気の時間はカビ掃除が終わるまでです。少し寒いですが我慢して頑張りましょう!
下準備が完了したならば、部屋のカビ除去開始です。
まず、住居用中性洗剤をカビに直接吹き付けます。
カビを古い歯ブラシやスポンジでこすり取り、乾いた布で洗剤を拭き取ります。
更に、エタノールスプレーが仕上げに必要になります。濃度が75%〜80%のものを用意しましょう。
実は、表面に浮き出てきたカビを取り除いたからと言って、カビを完全に除去できたというわけではありません。
カビ取り剤のCMでも、カビは根深いと言っていますよね。一方エタノールはカビのタンパク質を分解し、カビの根の元を絶ってくれます。
エタノールは、予防にも効果が期待できるのです。
ちなみに、エタノールは「無水エタノール」というものも売っています。無水エタノールは濃度99%のエタノールの事です。
カビの除菌に使用するときは、水8:エタノール2の割合で薄めるといいでしょう。
エタノールを使うにあたって注意したいのが、引火しやすい為火の近くでは使用しない事です。台所やストーブの上の壁や天井などが危険ですので、絶対に使用しないようにしてくださいね。
部屋に発生するカビの種類と原因!カビが生えるのを防ぐポイントは?

部屋に発生するカビの種類と原因!
部屋に発生する厄介なカビ、その種類や原因についてみていきましょう。
黒カビ
ゴムパッキンなどによく見られる、黒いカビです。
家のカビとして最もポピュラーなカビで、湿気とホコリが原因で発生します。
ススカビ
黒カビ同様黒っぽいカビですが、原因が違います。
ススカビの原因はアルテルナリアという菌の一種です。放っておくとカビアレルギーの原因となりかねない、怖いカビです。
青カビ
青緑色のカビで、食物や衣類によく発生します。
菌が原因で、青カビの原因となる菌は150種類以上もいます。
麹カビ(こうじカビ)
白くふわっとしたカビです。
麹と名前が付いているだけあって、醤油や味噌などの発酵に使われる麹菌が原因で発生するカビです。
それでは、上記に挙げたカビを発生させないポイントについて解説していきます。
換気をこまめに
カビの胞子はどうしても部屋に入ってきます。カビの胞子が根付いてカビになる前に、追い出すことが大事です。
最低でも週1回は窓を開けて、新鮮な空気を入れましょう。
カーペットをひっくり返す
1ヶ月に1回はカーペットをひっくり返し、蒸気を逃しましょう。
カーペットの裏やカーペットをひいている床は、カビが発生しやすい場所です。カビの原因となる湿気を逃し、カビの発生を防ぎましょう。
除湿剤や除湿機を活用
最も発生しやすい黒カビは、湿気を好みます。
除湿剤や除湿機を使い、湿気を除去するようにしましょう。
家具と壁に隙間を
家具と壁がぴったりくっついていると、カビの温床になりやすいです。
家具と壁は3cmほどの隙間を開けておくようにしましょう。
カビだらけの部屋の掃除のまとめ

カビだらけの部屋の掃除のまとめ
部屋に発生してしまったカビは住居用中性洗剤を使用すれば除菌ができる事、掃除後の除菌にはエタノールを使う事が分かりました。
こまめな換気や除湿を行い、カビ発生を予防するのも大事な事ですね。
筆者の実家は湿気が多く、部屋中に除湿剤をおいてもカビが生えてくるような環境です。
3ヶ月に1回は家族総出でカビ掃除をし、なんとかカビによる健康被害は免れていました。
カビは放っておくと健康にも影響が出てきます。
カビを見つけたら即掃除が鉄則ですよ!
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