安産を望む人が水天宮に参拝する場合、戌の日に行った方が良いとされています。
戌(犬)は、お産をする時に、症状が軽く、あまり苦しまない動物だと言われています。
そのため、水天宮では、犬を安産の神様としてお祀りしてきたそうです。
ここでは、戌の日に水天宮を参拝する前に、ぜひ知っておきたい情報をまとめましたので水天宮で安産祈願をお考えならぜひ参考にしてくださいね^^
目次
水天宮に戌の日に参拝した際の祈祷の初穂料にのし袋が必要らしい
水天宮で祈祷をお願いする場合は、5,000円の初穂料が掛かります。
そして、祈祷の他に、安産のお守りを買う場合は、別途4,000円かかります。
では、この「初穂料」とは何かと言うと、「神前にお供えする金銭」です。
昔は、神様に祈りをささげる時、お金ではなく、その年に収穫されたばかりの稲穂をお供えしていたそうです。
今は、一般の人は、稲穂ではなくお金をお供えするようになりましたが、昔の名残があるのでしょう。
ちなみに、「神様にお供えする金銭」という意味では、「玉串料」という言葉もあります。
初穂料も玉串料も、意味はほとんど変わらないのですが、1つだけ違う点があります。
それは、「お守りをいただく際の祈祷では、玉串料という言葉は使わない」というものです。
なので、安産祈願で参拝し、お守りをいただいて帰る時は、「初穂料」と表現します。
さて、水天宮に初穂料を納める際、お金をのし袋に入れるべきかどうかで悩む人が多いようです。
基本的には、初穂料はのし袋に入れ、表書きには「初穂料」と書くのが暗黙のルールです。
でも、どうしてものし袋が用意できない場合は、白い封筒で代用しても問題ありません。
ちなみに、祈祷当日に、財布の中からお金を出して、そのまま納める人もいないわけではないようです。
これは、決して間違いではないのですが、やはり祈祷をお願いする場合は、神様への敬意は表したいものです。
なので、初穂料は、できるだけ、のし袋か白い封筒に入れるようにしましょう。
祈祷は、その日に思い立ってお願いするものではないので、前もって袋を用意するようにしたいですね。
水天宮の戌の日は混雑必至! 待ち時間の目安は?

水天宮の戌の日は混雑必至! 待ち時間の目安は?
戌の日は、安産祈願にとても良い日だと言われているので、水天宮が混雑します。
更に、戌の日と土日祝日、もしくは大安の日が重なっている場合は、更に混み合います。
そのため、このような日に参拝する場合は、かなりの待ち時間を覚悟しなくてはなりません。
では、戌の日に水天宮に参拝した時、どのくらいの待ち時間になるのでしょうか。
待ち時間については、その日によって多少変わりますが、1時間30分以上待つことが多いようです。
混雑がひどい場合は、2~3時間待つこともあり、更には入場規制まで行われるそうです。
でも、安産祈願をする多くの人は、妊娠中の人ですから、体に負担をかけるわけにいきません。
なので、できるだけ体に負担がないように参拝する必要があります。
長時間待つことが苦痛であれば、平日・土日祝日を問わず、戌の日を外した日に行きましょう。
又、戌の日と大安が重なると1番混み合うため、その日は避けた方が良いかもしれません。
もし戌の日に行きたい場合は、朝1番の祈祷を狙って行くことをオススメします。
朝1番の祈祷は、8時から受け付け開始なので、7時少し前に水天宮に到着することが理想です。
更に、混雑している時は、夫など、家族と一緒に行くようにしましょう。
列には他の家族に並んでもらい、妊婦さんはできるだけ待合室で待つようにしてください。
水天宮には、妊婦さん用の待合室が用意されているので、安心ですよ!
水天宮の戌の日の安産祈願のまとめ
水天宮で祈祷をお願いする場合は、5,000円の初穂料を納める必要があります。
初穂料は、のし袋か白い封筒に入れ、表書きには「初穂料」と書いてください。
神様へのお供え物なので、神様への敬意を表す意味でも、初穂料はのし袋か封筒に入れてください。
戌の日は安産にとても良い日なので、この日に水天宮に行くと1時間30分以上待つことになります。
そのため、戌の日に参拝する場合は、朝1番で家族と一緒に行き、妊婦さんは待合室で座って待つようにしましょう。
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