外で干す場所がなかったりベランダに干せないなどの理由で、部屋干しをしている方も多いと思います。
粉の洗剤と液体洗剤は部屋干しをした時の匂いがしにくかったり、汚れ落ちがいいのはどちらなのかなど、どちらを買うべきか悩んだ経験ってあると思います。
どうしてメーカーは粉洗剤と液体洗剤、両方だしているのでしょうか。
今回は粉洗剤と液体洗剤の違いやメリットとデメリットをご紹介します。
毎日部屋干しをしている方は是非一度、ご覧下さいね。
目次
部屋干し洗剤タイプ別!粉洗剤と液体洗剤のメリットとデメリット
早速、部屋干し粉末洗剤のメリットとデメリットについて見ていきましょう。
粉洗剤のメリットは、弱アルカリ性の性質があることです。
服に付着する汚れの多くは酸性です。洗濯機の中でアルカリ性の粉洗剤と酸性の汚れが混ざり、アルカリ性と酸性により中和作用が起きます。そうすると衣服から汚れが剥がれ落ちる為、落としきれなかった頑固な汚れもするっと落ちてしまうのです。
また、部屋干し特有の生乾き臭は、落としきれなかった皮脂や汗が原因です。洗浄力の強い粉洗剤は、生乾き臭もシャットアウトしてくれます。
逆に、デメリットは以下の点があります。
色落ちがしやすい
鮮やかな色の洋服や黒っぽい服を好んで着る方は要注意です。
肌荒れを起こしやすい
敏感肌の方は洋服を着ると痒みを感じたり、発疹が出てきたりするトラブルがあります。
洗剤が溶けきらないことがある
水温が低くなると、洗剤が溶けきらないことがあります。
ただしぬるま湯に溶かしてから使ったり、洗濯の残り湯で洗濯をすると問題はありません。
次に、液体洗剤のメリットとデメリットについてです。
液体洗剤のメリットは、洗濯の時短ができることです。
本来ならすすぎを2回行わなくてはいけないところを、すすぎ1回で済ませられるものが多いです。また、時短だけではなく水の節約にもなります。
また、粉洗剤と違い色落ちの心配はいりません。
色鮮やかな服や黒っぽい服をたくさん持っている方も、安心して洗濯ができます。
一方液体洗剤のデメリットです。
洗浄力が弱い
デスクワークなどであまり汗をかかない方などは問題ありませんが、スポーツをしていたり屋外で働く方の衣服を洗濯するとなると、ちょっと頼りないかもしれません。
部屋干しの生乾き臭がするかも
洗浄力が弱いということは汚れが残る可能性があり、汚れが残るとそれが原因で生乾き臭がする可能性があります。臭いが気になる方は、酸素系漂白剤を少し入れて洗濯するようにしましょう。
コスパがやや高め
粉洗剤に比べると、洗剤の価格自体は少し高めです。
粉洗剤も液体洗剤も、それぞれいいところ持ち合わせています。
どちらが一概にいい悪いとは言えないので、好みによって洗剤を選んでいただいて大丈夫です。
部屋干し洗剤はぬるま湯で?赤ちゃんの肌に優しい洗濯方法

部屋干し洗剤はぬるま湯で?赤ちゃんの肌に優しい洗濯方法
ご家庭に赤ちゃんがいると、洗濯物も多くなると思います。ただ、赤ちゃんの肌に優しい洗濯方法で洗濯したいですよね。
赤ちゃんの肌は大人とは違い、実はものすごい乾燥肌です。その上皮膚の厚さは大人の半分程度で、敏感肌でもあります。
そんな赤ちゃんの肌を守るため、以下の成分が入った洗剤を使うのは避けましょう。
合成界面活性剤
界面活性剤は汚れを落とすのに必要不可欠ですが、できれば天然成分のものを選ぶようにしましょう。「サポニン」「ペプチド」などが該当します。
蛍光増白剤
衣服を白く保つために配合されている成分で、紫外線の力で汚れや黄ばみを消します。洗剤を買うときは表示を見て、蛍光増白剤不使用のものを選ぶようにしてください。
合成香料
香りが強いということは、洗濯後も洗濯物に成分が残っている可能性が高いです。香りを前面に押し出した柔軟剤は、赤ちゃんがいるうちは使用を避けましょう。
赤ちゃんの洗濯物を洗うときは、必ずぬるま湯で洗うようにしましょう。
ぬるま湯で洗うことにより、ミルクのにおいもしっかり落とすことが出来ます。すすぎもぬるま湯で2回行い、洗剤の成分をひとつ残らず洗い流してしまいましょう。
部屋干し洗剤タイプ別メリットとデメリットまとめ

部屋干し洗剤タイプ別メリットとデメリットまとめ
粉洗剤は洗浄力に優れているが扱いがやや難しく、液体洗剤は万人に向いているが洗浄力が弱いということがわかりました。
どちらもメリット・デメリット共にありますので、お好みに合わせて使うのが一番ですね。
子供の頃は粉洗剤しかなく、しかも水に溶けにくい洗剤であったので、よく洗濯物に粉がついていたと思います。
大人になった今は液体洗剤が便利と使っていましたが、粉洗剤も買ってみようと思いました。
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